移転、そしてレビュー 「ギルティクラウン編」 | 咆哮日和

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日々の思ったことを一鳴き…

おばんです。早速ですが…


ブログに入れなくなりましたwww

ということで今度からこっちのブログに書いていこうと思います。

つーことで今日のお題は…


「ギルティクラウン」です!


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2011年秋から2012年3月までの2クール、ノイタミナ枠で放送されていたオリジナルアニメ。放送中に紹介したかったんですけど諸事情により4月後半にようやく視聴完了しましたw。BS組はつらいよw。

舞台は2039年の東京。十年前突如発生した「アポカリプス ウィルス」の蔓延によって大混乱の果てに自治を失った日本。諸外国による組織「GHQ」の統治による平和を得た日常の中、主人公の桜満 集は平和な日々を過ごす一方どこか周囲から距離を置いて過ごしていた。

そんな中、ある日集はWeb上で大人気のアーティストEGOISTのヴォーカリスト楪 いのりと出会う。彼女はGHQの支配にあらがうレジスタンス組織「葬儀社」のメンバーでもあった。

そして葬儀社とGHQとの争いに巻き込まれる中、集は偶発的に「ヴォイドゲノム」の力を得てしまう。その力は、人の心を武器にして戦う力であった。

そして集は戦いに巻き込まれていくこととなる。


…ってのがあらすじです。作品全体としては美麗な絵やCG、ヴォイドやエンドレイヴというメカのバトルシーン、作中BGMや挿入歌と主題歌のクオリティが高い など作品の各所に力が込められているのが分かる作品です。


さて、個人的な注目点はやはり主人の公、桜満 集という人間の変化だと思います。最初に言っておくとかつてないほどカッコ悪い主人公ですw。
だけど、そこがこの主人公の一番の魅力だと思うんですよ。カッコ悪いけどある意味人間的で年相応の反応をしてくれます。だって冷静に考えたらいきなり戦いに巻き込まれて敵をバッタバッタなぎ倒していく従来の王道的パターンのほうがある意味「異常」なわけで。

そんな集にとってキーパーソンの一人となるのが、葬儀社のリーダーである涯(ガイ)。
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圧倒的なカリスマを持ち、若くして葬儀社という組織を率いる彼は集と真逆の人物として描かれます。そして涯は時に集にも決断を強いる。

圧倒的な出来事の流れとその中で決断を余儀なくされてしまう集。そんな彼の姿が作中では度々描かれます。その姿と反応には現実に生きている私たちにも似たものがあるのではないだろうか?。
人にはどうあっても決断が必要な時があるはずです。進むにしろ、止まるにしろ、戻るにしろ。何にしろ選ぶことだけはしなければならない。

なかなか決断を決めない集に対し、涯はただ、「選べ」とだけ決断を迫ります。

そしてやがて集は次第に「こんなとき、涯ならどうするか」→「涯ではなく、僕は僕のやり方で」といった風に道を選んでいきます。
そしてその選択によって集に起こる数々の出来事。ヴォイドによって人の心というある意味人の最も大切なものに一人の人間でしかない集が触れて、武器として戦うということ。その果てに彼が導き出す道とは…

個人的キーワードは「選ぶ」ということ。


気になった人は是非ご視聴アレ。

[この作品から学べたこと]
決断の必要性