備忘録を紛失してから2年/新しい備忘録の再建にようやく着手
備忘録というものがある。忘れたときのために、要点を書き留めておくもので、国語辞典や新字源、広辞林にも簡潔に説明されており、ウイキペディアにはかなり詳しく解説されている。それにもかかわらず、私はこの言葉を知らず十数年前、備忘録に似たようなものを思い付くままに書き留めていた。 例えば、私の父親や母親、弟、姉と死亡が続いたので、その記録などをノートに書きこんだ。70代のとき、長年親しんできた酒を断った。私にとっては大きな人生転換だったので、かなり詳しく記録した。これらの記録はすべてなくなってしまった。 このノートの内容を整理しようと図書館に持ち込んだ。そのとき、うっかりして、どこかに置き忘れた。図書館の関係者も探してくださったが結局出てこなかった。 その後、この雑記録がないためたいへんな不便をきたしたので再編を試みたが、資料がなく面倒なためエネルギーが切れてしまった、 こんなことを愚痴っていると、次男の子の1人が自家の名簿と成年月日をまとめて送ってくれた。これは予期しなかったことで、私の心に灯をともした。さらに長男一家の方からも名簿と写真集の送付があり、備忘録の再現に本気にならなければと思うようになった。 私は現在88歳。父母の死亡年齢から推測すると、これから10年は生きられるかも知れない。もし生きられるなら、精神的にも肉体的にもクオリティの高い生き方をしたい。そんなことを思っていると、備忘録が大きな手助けになることに気づいた。それからぼつぼつ資料の整理を始めた。 今公開していブログは、子どもたちや孫たちとのコミュニケーションと私自身のボケ防止に役立てばと思って日々努力している。備忘録の整理もブログの延長線上ににあると思えば、作業が楽しくなってきた。