四ヶ月ほど前
腰が抜けるような出来事があった

何がなんだかわからず
言葉も
涙も
出なかった

あの時もそぉだった
でも
エイチのときは
もう手遅れだったから
取り乱して泣き叫んでいた

いつまでも
いつまでも泣いていた

ある日突然に
急に奈落の底に突き落とされた

朝 目が覚めて
いつも通りに1日を過ごしていて
いつも通りに1日が終わることは
当たり前のことじゃないのよね

人生いつ何が起こるかわからないって
そんなことを
今まで何度も経験してる

経験してないことも勿論まだまだあるけど
人より多い気がするよ


その出来事で
母のことを思う事が多くなった

今の自分と
あの頃の母を重ねる

母の心労を自分が経験してる

あの頃の母は
どんな気持ちだったのだろ

いてくれたら話を聞きたかった

いてくれてたら
たくさん話をしたかった

いてくれたら
どんなに心強かったろうか

母を突然に亡くした悲しみも私には大きかった

母を亡くしたことは
あの頃の私には人生で一番の悲しみだった

三年ほどたち
少し悲しみに慣れたころ
エイチを突然亡くした

その途端に
母の死よりエイチを亡くしたことが
人生で一番辛いものになり
やっぱり
何年たっても
この何ともいえない辛さや悲しみははれることはない

前より楽になれた?

なんて
ココロにささるようなこと言われたら
ホントに相手を憎みたくなってしまう

無理って答えたら

多分
エイチを亡くしたこと以上の
大きな衝撃的な出来事がない限り
無理なんだろうねって言われた

そうなのかもしれないって思っていた

そんなところに
この衝撃的な出来事‥‥
でも
こんな馬鹿なことあるわけないって。

どこまで私はふこうなのかなとか
私のせいで
家族がトバッチリ受けてるのかなとか

いろんなこと思った

最悪な結果にはならなかったから
本当に良かった

良かったと思ったけど
このことで色々なことを思った‥‥

いつまでもエイチのこと思って悲しんでちゃいけない‥‥
前を向かなければ‥
そんな風に思うようになった‥‥