「ロンドン旅」

オランダの学校がメイバカンシ(5月休み)で息子が2週間学校を休む。

やたらと休みが多いオランダの学校だが、その時期を活用して、私の出張業務と家族旅行を兼ね、ロンドンに行くことにした。

私は何回か出張目的でロンドンに行ったことがあるので、その経験を生かしてEURO SHUTTLEという改定トンネルの汽車を利用して車ごと移動する方法でいくことにした。妻と息子は初の経験でもあるため、少し緊張気味だったが、楽しみでもあるようだった。

 

朝6時からオランダの家を出て、ベルギーとフランスの国境を超える約4時間のドライブ。もちろん、息子と妻は車の中でよく寝るのだ。

 

そこからフランスのCalaisという駅に到着。そこから起きた息子は日本のおっちゃんにラインで電話しながら、中継を行う。初めての経験でうきうきだ。

 

 

たった30分の電車移動で、フランスからイギリスに車ごと移動できた。なんと便利な時代。しかも、車費用だけなので、3人家族で往復228EUR。。。飛行機より手ごろだ。それに食べ物や必要品など、持参できるから非常に助かる。

 

イギリスのFolkestoneに到着後、ロンドンまでは更に2時間程度の距離を運転しなければいけないが、高速道路なので、それほど苦痛ではない。

私たちはロンドンヒースロー空港の近くのPremier Innというホテルに予約したが、施設もきれいで、価格もSheratonより良かったので、満足だった。しかも妻と息子の大希望であるお風呂付の部屋に依頼したところ、それに答えてくれたのだ。僕はシャワーだけで問題ないが、息子と妻はやはりお湯につかりたいという。(残念ながらオランダの家にはシャワーしかない)

 

ホテルにチェックインした後、ロンドン市内までバスと電車を利用した。ロンドンでは電車をSubwayではなく、Tubeと表見していた。なお、クレジットカード、もしくはPINカードで決済ができるので、非常に便利だったが、一回当たりいくらなのかは確認できない短所もある。(ロンドンの物価は非常に高いと言われているが、本当だった)

 

 

息子は以前と違って、目的地がどこなのかを把握したがっており、その後は自分で降りる駅を計算したりといつの間にか成長していた。路線図をじっとみていてアーセナルという駅を見つけだした。非常に有名なサッカークラブで日本人選手も活躍しているため、そこに行ってみたいといったので、行ってみることにした。ロンドン市内観光だけを計画していた私たちだったが、彼の希望のお陰で、私も楽しめたのだ。

 

 

惜しくもアーセナルはPremier Leagueで2位となったが、最後までの接戦だったのだ。私たちが訪れる前の日が試合日だったので、残念ながら試合は見られなかったが、スタジアムを見れただけで、訪れた甲斐があった。

(僕は韓国のSON選手がいるTottenhamをよくみるが、日本人選手が活躍するチームも良くみる)

 

その後、私たちは再度電車を使ってロンドン市内についてあっちこっち歩きまわった。Big Ban!!!の前で写真も撮ってみた。

 

 

一人で出張で何回も来ているが、こういうところには近寄ったこともない僕としてある意味、家族のお陰で観光ができたのだ。心の中では市場調査も兼ねてと言い聞かせながら正当化していたが、妻と息子と新たな思い出ができたのが、何より収穫だった。

 

ロンドンの物価は非常に高いため、私たちはオランダから食材をもっていったのだ。できるだけ、外食費は節約する考えた。せっかく家族旅行なのに、外食もしながら満喫するのもいいかもしれないが、妻の理解の下、節約をすることにした。

旅行中の夜はホテルの部屋で辛ラーメンを食べるという文化ができつつあるのだ。笑

 

 

妻と息子は辛いものはあまり食べられない。私もだが、辛ラーメンは違う。息子は最初は絶対無理といっていたが、チャレンジしてくれる。そして辛っ、といいながら、2~3回くらい試食してくれるのだ。 

このようにしてロンドンの初日は終わりとなり、次の日の午前中の業務を準備しながら一日を終えたのだ。(たっぷりのお湯につかったあと)

 

続く。。。

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2007年より始まった日本生活から2024年今のオランダ生活までの過程をブログに記録をしているが、振り返ってみると確かな目標があって始めた日本留学は生活と就職とともに毎日を誠実に生きるスタンスに変わった気がする。私の人生を記録をして振り返ってみることで、これからの人生において再度、具体的な目標を決め、それを成し遂げるためにチャレンジする生き方になるために、役に立つことを願う。

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