「日本人妻の嘆き」

私の妻は大阪生まれ、大阪育ちのバリバリ関西人であるものの、対人関係に苦しんできた履歴を持っている。私と出会うまではパスポートも持っていない至って普通も日本人女性だった。


それが今や、オランダに移住し、生活をしている、

英語もオランダ語もできないまま、海外で住むということは簡単ではない。ましてや外向的な性格でもないため、日々、孤立しているときが多いのだ。そのお陰か、自分でラタンでもの作りをしながら自分も感性を表現しており、そもクリエイティブさはいつも感心させられる。実際販売されたりするほど、その腕前はすごい。





問題は私とは真逆のタイプで多々ぶち当たる場合が多くなっている。しかも、私は基本節約するので、すべてにおいてけちることが優先される。私としては家族の生活を守ることが第一重要だ。それもあり、彼女には理解できない出来事も多い。

例えば、自分にはお金をつかわず、服を10年以上同じやつをきたり、怪我しても病院行かず、自然治癒で直したり、投資だと思わないと無駄遣いとしてとらえてしまう。

私ももっとおおらかな人間なりたいが、日本留学時代からの節約が身に付いてしまった。父親の影響も大きいと思う。

それを何度も経験している彼女は"いつも在原嫁大変"といってくる。


一応私としてはここだというち時に投資するために節約しているのと、人にはできるだけ、与えようと心がけているものの、身内になると同じ基準で求めてしまうのだ。
オランダにきているので、夏休みには日本に帰国することを約束していたが、今年のなつは航空券がいつもよりも高く断念することした。申し訳ない。

会社の立ち上げと経営をしているけど、そこまで利益がでていなくて経費に敏感になっている私だ。
自分を変えて近いうちに経済的な自由を実現するのが今の目標だ。

その目標を成し遂げるため選んだ道やけど、
まだまだ時間がかかりそうだ。


コロナ禍で赤字続き、何をすれば良いのかわからず、悩んでいたとき、妻から書いてもらった表紙である。在原の嫁でよかったと言われるように、めげずに頑張っていきたい。