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いくら加害者が悪質であっても
「危険運転致死傷罪にならない」
今の法律は、一般人からすると、理解し難いものです。
今後、これをご覧になられた皆様からのご意見を参考にさせていただき、悪質事案については厳罰となるような法律ができ、安全な世の中になる事を願っています。
そして、昨日、妻 井口百合子の殺された事件の刑が正式に確定したので、今の気持ちを以下に記させていただきます。

●前を見ずにスマホで漫画を読みながら、スピード違反もして追突死させるという加害者の悪質で危険極まりない犯罪により、
(妻)百合子は一生帰って来ることができなくなりました。

裁判では遺族5人も被害者参加して頑張ってきましたが、スマホでの事故では、いくら悪質でも、「故意犯の危険運転致死傷罪にはならない」とのことでした。
しかし、判決では、「一瞬の不注意による事故とは一線を画する」と述べており、単なる過失とは違うというのですから、
せめて、今の法律である過失運転致死罪(上限7年)で処罰するとしても、加害者がたった3年で社会に戻れるというのでは、
39歳という若さで亡くなった妻を思うと、遺族としてはとても軽く感じてなりません。

今回の判決は、スマホながら運転という同種の事案では、これまでの裁判例では最も重いということですが、
悪質運転に対しては、さらに厳しい判決がなされるよう、法改正が必要だと強く感じています。
悲惨な事故が二度と起きないよう、今後はそのような法改正がなされるような活動に協力できればと思っています。

井口貴之

(事件事故の詳細は時間のある時に記載させていただきます)