roseのブログ

roseのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
川崎の少年事件。。
なんとも痛たまれない、哀しい事件。。

「島に居たら…」

そう語る、島のお年寄りの声が切ない。。

決して川崎に行ったから…じゃない。
多感な時期に、親の離婚、転居…など
彼を取り巻く環境が一変し、寂しくて切なくて…
そんな気持ちが、負のpowerを持った少年達と
縁してしまった。。そんな気がする。

温かいはずの家庭。。
それが、<居場所>で無くなってしまった時。。
孤独な魂は、暗闇をさ迷うのかもしれない。

子育てに成功も失敗もない。。
だって、誰しも初めての経験だし、
一人一人違うし、
その人の人生が終わりを告げるまで、
結果なんて解らないから。。

犯人という18歳の少年の家もまた、ジグソーパズルの様な家庭環境だったようだ。
両親が実の親であっても、哀しい事件は起きる。
再婚したから、離婚したから。。
そんなことではなく、家庭が、家族が、
<愛のある場所>
ではなく、
<日々を生きる場所>
になってしまったからではないのだろうか。

父親が家族を守るべく必死に働き
母親が全力で家庭を守る。
そんな、一昔前の家庭像が、
景気の不安定さや、女性の社会参加の促進という名の、労働力に駆り出され、基盤の出来上がらないまま、見切り発車され、無力な子供たちだけが
挾間に置き去りにされてきたのではないのだろうか。。

世界でも類を見ない、眠らない国:日本
深夜にたむろえる処が、そこここにある。
経済発展の証とでもいう様に。
煌々と灯りを放ち…

そんな時間に町に出なくても住む暮らし、生活。
そんな時間に店を必要とする人が居ない、
人が陽を浴び、陽を背に感じながら送れる暮らし。
そんな、何でも無いような処から、全てが捻れてきてしまった気がしてならない。

感情と文書が、なかなか巧く噛み合わなかったけれど、全てが、何処かで少しずつ歪んできてしまった気がしてならない。

上村君のご冥福と18歳の少年の更正を
心から祈るばかりである。