
昨年に発表された『ローリング・ストーンが選ぶ史上最高のプログレ・ロック・アルバム50』
(プログレのアルバムTOP50 – 米音楽誌『Rolling Stone』発表)
以下『ローリングストーン日本版』より引用
音楽史上最高のプログレ・ロック・アルバム50選
BY JON DOLAN, DAN EPSTEIN, REED FISCHER, RICHARD GEHR, BRANDON GEIST, KORY GROW, WILL HERMES, RYAN REED 2016/02/06 12:00
半世紀近い歴史があるプログレッシヴ・ロックは、最も独特で並外れた奇抜なロックのアイデアが誕生しやすい環境だった。例えば、バカげたコンセプト・アルバムやシンセサイザーの早期採用、過度に複雑な拍子記号、トールキンふうのファンタジー、未来に対する苦悩そして記憶のなかのイメージなどの発想はプログレから生み出されたものである。
2015年にラッシュが初めてローリングストーン誌の巻頭記事を飾ったお祝いとして、パンクが抹殺に失敗したこの愉快でデカダントなジャンルの最高傑作を紹介しよう。…
本日はその中から1枚のアルバムをご紹介します
先ずは1990年ネブワースのピンク・フロイドのLIVE動画をどうぞ
8'30" 過ぎから登場するキャンディ・ダルファーのサックスにも注目です


https://youtu.be/HdtZX31CR1Q
Pink Floyd & Candy Dulfer - Shine On You Crazy Diamond (Knebworth 1990)
再び、以下『ローリングストーン日本版』より引用
第4位:ピンク・フロイド『炎 あなたがここにいてほしい』(1975年)
Pink Floyd /『Wish You Were Here』(1975)

疎外感というのは、超重要作品『狂気』の次回作であるこの感傷的でサイケデリックなアルバムほど堂々としたものに感じられることはめったにない。フロイドの結成メンバーであるシド・バレットが精神的なブラックホールのなかに消えていったことから発想を得て作られた『炎 あなたがここにいてほしい』は、バレットを含むバンドメンバーに捧げる9部構成の長い讃歌(「クレイジー・ダイアモンド」)で、音楽産業を激しく非難する2曲(「ようこそマシーンへ」、「葉巻はいかが」)と心に残る表題曲を間に挟み込んだ曲順構成である。アルバムの作詞作曲を行ったロジャー・ウォーターズにとって、バレットは「不足すると人が自制心を失わなければならないようなあらゆる過激な行為を象徴する存在だ。なぜならそういった行為がこんなひどく悲しい現代生活を耐え抜くための唯一の手段だからだ」。作業手順や中身に関する意見が対立したなか(バンドメンバーがスタジオでともに時間を過ごすことはめったになかった状況)でレコーディングが進められた『炎 あなたがここにいてほしい』のタイトルは、あるビジネスマンが別のビジネスマンを文字どおり燃やしている象徴的なジャケットを含む、一連の魅力的でシュールな写真をアルバムのためにデザインした、ジャケット・アーティストのストーム・ソーガソンが命名した。by R.G.
※画像はお借りしました