教育現場での痛々しい事故 | More than a feeling   ~ 古今東西音楽雑記帳 ~

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本日より10月がスタート
早いもので、今年もあと3か月で終わりです
「スポーツの秋」真っ只中にこのような痛々しい事故のニュースを目にしました



組み体操で骨折 注意喚起

9月27日に大阪・八尾市の中学校で行われた運動会の組み体操で10段のピラミッドが崩れ、1年生の男子生徒が腕の骨を折ったほか生徒5人が軽いけがをしました。
この事故を受け、八尾市教育委員会は、これから運動会を予定している市内の学校に対し、安全対策を徹底するよう通知しました。

9月27日、八尾市内にある中学校の運動会で、組み体操の発表中、1年生から3年生の男子生徒157人が参加した10段のピラミッドが崩れる事故がありました。
動画投稿サイトに投稿された映像では、いちばん上の10段目にのぼった生徒が立ち上がろうと試みている時にピラミッドが中央のあたりから一気に崩れていく様子が映っています。
中学校によりますと、下から6段目の右端にいた1年生の男子生徒が右腕を骨折したほか5人がひじを打つなどの軽いけがをしたということです。
中学校の校長は「ピラミッドのまわりに教員を11人配置するなど安全に配慮していたつもりだが事故が起きてしまい子どもたちに申し訳ない。今後、運動会での組み体操をどうするか検討したい」と話しています。

八尾市教育委員会によりますと、市内の中学校の運動会はすでに終わっていますが、小学校ではこれから運動会を行う学校も多いということで、小学校に対し、組み体操の安全対策を徹底するよう、30日付けで通知したということです。
市の教育委員会では今後、市内の学校での組み体操の実施状況を把握したうえで今後の指導のあり方について検討していくことにしています。

組み体操をめぐっては、平成25年度に全国の小・中学校や高校であわせて8500件余りの事故が起きていて、大阪市教育委員会が「ピラミッド」の段数を5段までに制限する方針を決めるなど、組み体操のあり方を見直す動きが出ています。

(NHK NEWS WEB 関西 NEWS WEB 09月30日 21時03分)




立体型の10段ピラミッドを目指して、生身の生徒が下から徐々に上に積み重なっていく。10段を組み立てるには、少なくとも百数十名の生徒が必要である。高さはおよそ7メートル。土台の最大負荷量は、一人あたり200kg前後に達する。

頂点に向かう生徒の腰には、垂れ幕が付けられている。頂点から、幕を下に垂らすつもりだろう。巨大組体操で、ときおり見かけるパフォーマンスである。

9段目までは、比較的順調に積み上がっていった。だが、最後の10段目の生徒が頂点にたどり着くや、ピラミッドはゆがみ始める。頂点の生徒はなんとか立ち上がろうとするが、揺れが大きく立ち上がれない。その瞬間、10段のピラミッドは一気に崩れ落ちた。歓声は悲鳴に変わった。
(中略)
わざわざやらなくてもよい種目で、事故が起きている。そして、それらの事実が明らかになった今日においても、多くの学校が巨大組体操を続行している。この秋も、ごく簡単に調べた限りで、中学校では8~10段、小学校では6~7段のピラミッドがいくつか確認できている。

先生たちは、「ピラミッドの周りに教員を配置して、安全を確保している」と決まり文句のように言う。しかしながら、どんなに先生を増やしても、巨大ピラミッドの重さは1グラムも軽くならない。

巨大組体操で、痛い思い、苦しい思いをするのは、先生たちではない。子どもたちだ。

(Yahoo!JAPAN NEWS 2015年9月30日 5時30分配信より一部抜粋)



下の記事を書かれたのは、名古屋大学大学院教育発達科学研究科の内田 良准教授という方です
次の著書が話題にもなっています


教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)
新書 – 2015/6/17

内田 良 (著) 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授


内容紹介

【学校教育における「感動」と「美談」の裏側に潜む闇とは?】
【「子どものためを」建前に教育の暴走は止まらない! 】
【朝日新聞、信濃毎日新聞、愛媛新聞などで紹介されました! 】

◎内容紹介

私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?
学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが
忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に
「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!
巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重
な負担……今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンス
を用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。

◎目次

【はじめに】
【序 章】 リスクと向き合うために ―― エビデンス・ベースド・アプローチ
【第1章】 巨大化する組体操 ―― 感動や一体感が見えなくさせるもの
【第2章】 「2分の1成人式」と家族幻想 ―― 家庭に踏む込む学校教育
【第3章】 運動部活動における「体罰」と「事故」 ―― スポーツ指導のあり方を問う
【第4章】 部活動顧問の過重負担 ―― 教員のQOLを考える
【第5章】 柔道界が動いた ―― 死亡事故ゼロへの道のり
【終 章】 市民社会における教育リスク
【おわりに】


内容(「BOOK」データベースより)

私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重な負担…今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンスを用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。

(※引用元 Amazon)




組体操は今や運動会・体育大会の華との声も聞かれますが、安全面を度外視した教育という名の暴挙を野放しにしてよいとはどうしても思えないのですが、今回の事故を皆さんはどう感じられたでしょうか?