いい日旅立ち 朝、屋根には薄っすらと雪が積もっていた。 雪が空気を浄化してくれたのだろう。 青空が広がり、眩しいほどに美しい雪の立山が神々しく姿を見せていた。 しっぽパパの旅立ちを見守ってくれているようだった。 笑顔で送り出すと決めて行ったのに、「バイバイしたくないね・・・・」と、ママに言ってしまった。 ママは「うん。うん。 本当に・・・・有り難うね」と泣いた。 パパの門出は、澄んだ空気と青空の日。 自然や動物を とても愛し、幸せにした人。 サヨナラ、パパ。 出会えて本当に良かった。