しかし、まだ問題が残ってました。
娘出産時、胎盤が剥がれにくく一部残ってしまった可能性があり、その後手術した経緯があるのですがー。
この件はまた追って書きたいと思います。
なので今回も自然に出てこないだろうと器具をつっこまれ、剥がされ作業されたのですが、これまた激痛。
15分くらいかかったでしょうか。
「だいたいは取れたけど少し残っている様です。子宮収縮の点滴を入れて様子をみましょう」
(やっぱりか)
今回も不安だった胎盤。
とりあえずは出てくれたからよかった。
全て終わって、ホッとした。
それと同時に産声のない出産、おめでとうって言ってもらえない出産の悲しさを痛感する。
私の友達はみんな順調に自然妊娠し出産している。
自分がこうなってみて、最初はなんで自分だけ?って思ったけど、こんなに辛い経験を身近な人には体験して欲しくないと思った。
私だけでいい。これを伝える事も辛いし、伝えられた方も言葉が見つからないだろう。
少したって助産師さんが赤ちゃんの事教えてくれた。
「赤ちゃんね綺麗に出てきてくれたんだけど、亡くなって時間が立ってるから少し周りが柔らかくなってるの。
頭もむくんでいて大きくなっているの。
棺の上からだけど抱っこする?
会ってみる?」
(抱っこしたい!会ってみたい!)
産む前から決めてた事だけど状態を聞いて少しとまどってしまった自分が悲しくなった。
小さな小さな棺に入れられた我が子を助産師さんが連れてきてくれた。
とてもとても軽かった。
助産師さんが大丈夫?
っといって蓋をそっと開けてくれた。
ハンカチの様なものにくるまれていた我が子は軽かったけど、しっかりと顔も手も足もあって小さい小人さんの様。
確かに頭にむくみがあって大きくなっているけど、とても可愛いかった。
最初に見たとき、お口を開けてて、
「なんだか苦しそう」っと涙がでた。
すると助産師さんが
「全然苦しそうになんて見えないよ。かわいいね」
って言ってくれた。
その一言で私は救われた。
私もよく口を開けて寝てるので、この子はママに似てるなって思うと、かわいくて仕方なかった。
手はお腹の前で組んでいてポーズもかわいかった。
泣きながらでの対面だったけど、とても貴重な時間だった。
出産を終えて、2時間は休んでいなければいけないという事だったけど、トイレに行きたくなった。
立ってトイレに行くだけなのにフラフラしてる。
聞けば出血が多かったらしく、500ミリくらい出たらしー。
フラフラだったけど、旦那さんに連絡しなければと思うが体に力が入らない。
少しして昼食を食べてからやっと連絡。
すぐ来てくれた。
全ての経緯を話して、
「お疲れ様」
って言ってくれた。
赤ちゃんも対面したよーって話して状態についても話して会わないんだろうと思ったら、
助産師さんにどうするって聞かれて、会いたい見たいって言ってくれた。
そして3人でご対面。
旦那さんは思ったより大きくて手足もしっかり出来てて綺麗な事に感動していた。
「お口あけてて、かわいいね。手も組んでてかわいい。」
って2人で誉めた。
写真は撮らなかった。
亡くなって3~4週間たっていて色んな所で死後変化が起きている様で、きっと写真を見るたびに悲しくなる。
なんで早く赤ちゃんの変化に気づいてあげられなかったんだろう。
これが私の最大の後悔なのだ。
二人で赤ちゃんを見た後、やっぱり涙が止まらなかった。
その後昼ご飯を食べて、死産届けなどの書類を書いた。
火葬は業者の人に頼み立ち会い希望にしてもらった。
最初は火葬場の人の決めた日程以外はムリだと言われてたが、私達がどうしても行きたいと色々言っていたら、助産師さんが旦那さんの休みの土曜日にしてくれるように手配してくれた。
「大事な事だから」
そう優しく言ってくれた。
お見送りできるよーになって本当に良かった。
3時間後病室に戻った。
睡眠不足と出産の疲れでフラフラだったけど、ベットに腰かけ寝る事はできなかった。
今日の出来事を振り返ってまた泣いた。
もうお腹に居ないという現実。
赤ちゃんは死んでしまったという事。
受け入れなけばいけない事は分かってるけど、信じたくなかった。
旦那さんは心配して長く一緒に居てくれた。
付き合ってから数えるともう11年。
不妊治療の時から支えてくれた。親にも友達にも言えない事を旦那さんには全て言えてしまう。
旦那さんが居てくれてよかった。
そんな事も思った出産当日でした。