どこからどう見ても明らかに怪物だ。
これで自我が無く、破壊衝動、殺戮衝動のみ存在していたら完全なる怪物だ。
しかし彼は衝動と共に自我も持ち合わせていた。
悲しいことだ。
衝動のみに従い、怪物らしくいれたならどんなに楽か。
足下の花を踏み潰したいという衝動と、可憐なこの花を愛でたいという感情が同時に存在する。
これはどちら確かなもので、決して気の迷いなどではない。
この苦しみは想像を絶するものだ。
他人には絶対に理解してもらえない究極の矛盾。
それは常に気の休まることなく彼を襲う。
もし彼以外の人がこの矛盾に襲われたとしたら、気が狂って自らの死を選ぶかもしれない。
それが唯一の答えとして。
だが彼はその答えを選ばなかった。
自害以外の彼の答えは、「無」、何もしないことだった。
ただただうずくまる。
矛盾を生み出してしまう世界と自分との接触を拒むように。
ただただうずくまる。
しかしどんなに存在を消そうとも、世界は異質な物を見逃さない。
異質な容姿を持ってしまった性か。
怪物、怪物、怪物。
非難、中傷、暴力の雨あられ。
怪物、怪物、怪物。
同情なんて微塵も有りはしない。
怪物、怪物、怪物。
そんな仕打ちを受けた彼は変わってしまった。
矛盾を破り捨て、衝動があらわになった。
破壊と殺戮。
辺り一面地獄絵図。
狂気の渦が溢れ、世界を包み込み、しばらくして世界は無に帰した。
これで自我が無く、破壊衝動、殺戮衝動のみ存在していたら完全なる怪物だ。
しかし彼は衝動と共に自我も持ち合わせていた。
悲しいことだ。
衝動のみに従い、怪物らしくいれたならどんなに楽か。
足下の花を踏み潰したいという衝動と、可憐なこの花を愛でたいという感情が同時に存在する。
これはどちら確かなもので、決して気の迷いなどではない。
この苦しみは想像を絶するものだ。
他人には絶対に理解してもらえない究極の矛盾。
それは常に気の休まることなく彼を襲う。
もし彼以外の人がこの矛盾に襲われたとしたら、気が狂って自らの死を選ぶかもしれない。
それが唯一の答えとして。
だが彼はその答えを選ばなかった。
自害以外の彼の答えは、「無」、何もしないことだった。
ただただうずくまる。
矛盾を生み出してしまう世界と自分との接触を拒むように。
ただただうずくまる。
しかしどんなに存在を消そうとも、世界は異質な物を見逃さない。
異質な容姿を持ってしまった性か。
怪物、怪物、怪物。
非難、中傷、暴力の雨あられ。
怪物、怪物、怪物。
同情なんて微塵も有りはしない。
怪物、怪物、怪物。
そんな仕打ちを受けた彼は変わってしまった。
矛盾を破り捨て、衝動があらわになった。
破壊と殺戮。
辺り一面地獄絵図。
狂気の渦が溢れ、世界を包み込み、しばらくして世界は無に帰した。