ほんとはね。
ずっとね。
聞きたいことがあるのよ
いつも 真っ先に いなくなる あなた
その袖を引っ張って
見えない手を つないでおくわ。
私の目に映る夕日は にじむけど
まだ時々 涙が落ちるけど
名古屋も 外国も
この夕日の沈む場所
この道の ずっと先だけど
ここから、つながっている
今日と明日の合間
時計の針の音を聞きたびに
練習で疲れて眠る あなたを想うわ。
あなたの髪を 優しく撫でる
それくらいは許してね
昨日見た夢は あなたの背中。
見えない瞳は いたずらっ子のきらめきで
子供の頃と なんら変わらない
透明で 嘘のない あなた。
人に対しても
スケートにも
一面のガラス窓からの
明るい日差しが
あなたの言葉を飲み込んだまま
風になる。
あなたは、もう 空の人。
私は、空を見上げて 探す人。


