果てない鈍く光る無機質な塊を

一歩ずつ 踏みしめてきた

もう、最初の一歩の理由も分からない

そこに階段があったから とも言っておこう



目を閉じても見える君の横顔

壊してしまいたくなる衝動と

同じくらいの愛おしさ

どちらとも 雪解けの水ように

激しく 泡立って

冷たさが身を切って 赤い血を落とす



春の日差しなんて いらない

冬の林を唸ってく風だけ

抱きしめたたら もう永遠に離さない

最後の一歩を踏み出せ

そこは

まばゆい光の集まるところ