パンケーキ・デイ
Pancake Day
なので、パンケーキを食べます。
・・・なんじゃそりゃ？・・・
と思った方。
正解！
クリスチャンじゃない方は、分からないですよね。
パンケーキ・デイ、またの名を
シュローヴ・チューズデイ
Shrove Tuesday
といい、翌日の
アッシュ・ウェンズデイ
Ash Wednesday
から
イースター・サンデイ
Easter Sunday
までの４０日間『断食』をする
レント
Lent
という習わしがあるので
『その前にしっかり食べておこー！』
という日です。
特に、砂糖、脂肪、タマゴは、
その期間中は禁止みたいなので、
それを全部含んだ『パンケーキ』になったらしい・・・
イースターは聞いたことがある人は
多いんじゃないでしょうか。
そう、『復活祭』ってやつです。
２０１１年は、４月２４日です。
そこからさかのぼると・・・
アッシュ・ウェンズデイが４６日目だけど？？？
と思いますよね。そうなんです、実は、
日曜日は数えないそうです。
なので、日曜日が６回あるので
４６－６＝４０
ということです。
キリストさんが砂漠で４０日間『断食』をしたことから
来てるらしいですよ。
この習わしを題材にした『Josh Hartnett』主演の
『40 Days and 40 Nights』
という映画がありますけど、知ってます？
（４０日間『禁欲
』するんですが
）大学の時、その映画の話をしながら
『４０日間、何をやめる？』
と質問されたことがあって、
みんなは『チョコレート』とか『コーヒー』とか
真面目に答えてたんだけど、
わし、この習わしをきちんと把握してなくて
『やめ続けられるものがいい』
と思ったので
セロリ！
と答えたら、クラスのみんなが爆笑し
じゃ、自分もセロリにするw。
といった経験もあります。
決して、セロリが嫌いな訳じゃないんですが、
食べなくてもよさそうなもので、
とっさに思いついたもので・・・。
話は、それましたが・・・
という訳で、わしもパンケーキを作りました。
イギリスのパンケーキは
日本のホットケーキよりも
クレープに近い感じです。
いつもは、お友達のうちで
パンケーキ・パーティーをするのですが
今年は、お呼ばれしなかった・・・
嫌われてるのではないぞ～。
ただ、向こうが最近生まれた赤ちゃんの世話で
忙しいだけだぞ～。
そのイギリス人が、作ってたやり方だと、
フランスのガレットみたいに
Savoury（セイヴォリー）系（スウィーツの逆）だと
焼きながらハムだの野菜だのハーブだの乗せてた。
わしは、そんな器用なことができないので、
パンケーキを焼いてから包む方法で・・・。
今日の具材は、こちら。
えび！
King Prawns
しかも
『Buy 1 Get 1 Free』
１個買えばもう１個ただで付いてくる。
買っとこー。
イベリコ豚のチョリソ
Chorizo Ibérico
スペインのチョリソ・ソーセージの薄切り。
贅沢にも『イベリコ豚』っす。
しかもこれも『Buy 1 Get 1 Free』！
そんなに買ってどーする？
だけど、ただでもらえるもんはもらっとこ。
メープルシロップ
Maple Syrup
最後のしめは、これをたっぷりかけて・・・。
ちなみに、イギリスで一番オーソドックスな
パンケーキの食べ方は
砂糖とレモン汁
なんとも、あっさり＆さっぱり。
おいしーけどね。
で、できたのがこんなかんじ。
全体図
エビ、レタス、クリームチーズ、アボカド
チョリソ、レタス、クリームチーズ、
アボカド、チャイヴ
メープルシロップ
どーでしょーか？
おいしそーに見えますか？
味は、おいしかったです。
（生地以外は、調理してないからね。
）おいしそーに写真を撮るのに
苦労しましたが・・・
（料理本の写真家さん達はすごい！）
でも、わし、クリスチャンじゃないので、
明日からもバリバリ砂糖とかタマゴとか
使ったもん食べちゃうけど・・・
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