カラス。
母としては、カラスは敵らしい。
というのも。
我が家の屋根は周りより高い位置にあるせいか、見回しやすいらしく。
アンテナに、カラスがとまるのだが。
そのアンテナの取り合いでカラス同士がケンカして、アンテナをずらした過去があり。
母はそれからカラスにイラついていた。
そんなある日。
買い物をしていると、母が、スーパーの一角に作られた水鉄砲コーナーをガン見していた。
「・・・うちに水鉄砲あるよ?」
と私。
てっきり、GWに来る可愛い孫たちに買ってあげるつもりなのだろうと思って牽制したのだが。
母は、
「あれじゃあ威力が足んないのよねぇ」
と言う。
威力!?
水鉄砲に威力を求めてるのか!?
とつっこんだらば。
「うちの屋根まで…どれぐらいかしらね?」
と質問された。
「さあ…なんで?」
と聞き返す私。
「カラスがまた屋根でケンカしてるから、水鉄砲で追い払いたいの☆」
と言いながら手に取った水鉄砲は、電池タイプで10mも水が飛ぶ本格派でお値段4000円也☆
高くね!?
つかそれで撃ったらむしろアンテナがますますずれるんでは!?
とツッコんだら母。拗ねた。
めんどくさいので 1980円で売ってた7mの空気圧縮タイプをオヌヌメしてみる。
空気圧縮タイプなら電池が悪くなっていざというときに使えないとか言うこともないだろうし。
7mくらい飛べばカラスもビビるだろうとふんだのだ。
しかし母よ。
カラスは頭がいいと何度も言っているように、水鉄砲で威嚇したら外に出たらツツかれる可能性もあるし。
威力つよいままカラスに水を直接撃ったら、私が許さんよ?
と伝えた。
…カラスに顔を覚えられるより先に、ご近所さんに「あらあらあの奥さんダイジョブかしらん」て思われるのが関の山なきもするけどねぇ☆
(^_^;)