大型書店さん。の話。その壱 | raspberryschool906さんのブログ

大型書店さん。の話。その壱

最寄り駅に大きい本屋さんがOpenしたのは、先週の事。

都内で一二を争う巨大書店の支店だ。

元、本屋バイトで読書好きな私としては行かないわけにいかない。(笑)


てわけで、早速足を運んだ。

広い店内。
専門書の多彩さと豊富さ。
見やすいディスプレイ。
町の気安い本屋さんとは違い、手書きポップなどもなく洗練された店内と雰囲気。
しかし棚は、どんな年齢でも取りやすい見やすいように、160cmの私が顔をあげない程度の高さに設定されており、小さな子や高齢者にも安心の作りになっている。
スタッフもあちらこちらでお客様を気にしながら作業にあたり、呼ばれたら柔らかな物腰で接客にあたる。

なんて隙のない、なんて良い書店か。
感動しながら好みの本を物色。

そんなわけで。
お目当ての5冊の本を抱えて、混雑したレジに並ぶ私。


横並びの真新しいレジは、見る限りでは6台。
そのうち稼働しているのは3台。

ここでまず私は眉をひそめた。

一日まえにOpenしたこの店が混むのはあたりまえだから並ぶのも辞さないが。
店側は来店したお客様を待たせない努力をするべきである。

レジを打てる人間を、同系列の店舗から借りるとか。
店員全てがレジを打てるよう教育するとか。
手はいくらでもあるはずだ。

しかもレジを打っている店員の後ろには、店長やらフロアマネージャー、1Fマネージャーなどの肩書きつきの名札を胸につけた男性たちが、難しい顔でレジをながめているだけなのだ。