酔っ払いor痴漢?
金曜日の話。
金曜日の帰宅は荷物が多いのは、もう慣れきった毎週の事。
昨夜はそれに傘も加わっていた。
新しいレインブーツにお気に入りの傘を使った、久々に降りつづける雨の日だった。
ケータイを片手に。
スマホで音楽を聞きながら帰る電車のなか。
混みはじめた車内を感じて、荷物を座席の下の奥のほうに詰めこむ。
傘を支えていた左手が、違和感を感じたのはそれからすぐの事。
ケータイから目をはなし、左手を見ると。
目の前に立つ酔っ払いのリーマンの、股間が左手すれすれにあった。
傘はもちろん、足の間の、膝より内側に収納していた。
よって左手も、座り込んだ私の、身体側にあったのだが。
なぜか、その身体側にある手に、股間がぶつかったのだ。
理解しがたくて、左手凝視。
するとまた。
ぎゅむと股間が押し付けられた。
よくよくみると、その股間の主は、まるで私の足を挟み込むように仁王だちしてるのだ。
ハァ!?ありえなくね!?
て思ったとたんにまた股間が揺れてちかずく。
酔っ払いなのか新手の痴漢なのかわからんが、殺ったる
腹を狙って刺したるつもりで傘を逆手に持って、壁ギリギリまでふりあげる。
と。
真横から足がのびて、仁王だちのリーマンの太ももを軽く蹴り、奥へおいやった。
横に座ってスマホをいじり倒してたおじさんだった。
「あ、ありがとうございます」
そうお礼を言って目があうとニヤリと笑って、またスマホに夢中に。
どうやら、最初の当たりで同じように痴漢だと思ったらしい。
しかしなんて男前
笑顔とスマートさに惚れてまうやろ~
(笑)
気分悪かったのに、一瞬でフッとんだ。
ありがとう隣のおじさん
金曜日の帰宅は荷物が多いのは、もう慣れきった毎週の事。
昨夜はそれに傘も加わっていた。
新しいレインブーツにお気に入りの傘を使った、久々に降りつづける雨の日だった。
ケータイを片手に。
スマホで音楽を聞きながら帰る電車のなか。
混みはじめた車内を感じて、荷物を座席の下の奥のほうに詰めこむ。
傘を支えていた左手が、違和感を感じたのはそれからすぐの事。
ケータイから目をはなし、左手を見ると。
目の前に立つ酔っ払いのリーマンの、股間が左手すれすれにあった。
傘はもちろん、足の間の、膝より内側に収納していた。
よって左手も、座り込んだ私の、身体側にあったのだが。
なぜか、その身体側にある手に、股間がぶつかったのだ。
理解しがたくて、左手凝視。
するとまた。
ぎゅむと股間が押し付けられた。
よくよくみると、その股間の主は、まるで私の足を挟み込むように仁王だちしてるのだ。
ハァ!?ありえなくね!?
て思ったとたんにまた股間が揺れてちかずく。
酔っ払いなのか新手の痴漢なのかわからんが、殺ったる

腹を狙って刺したるつもりで傘を逆手に持って、壁ギリギリまでふりあげる。
と。
真横から足がのびて、仁王だちのリーマンの太ももを軽く蹴り、奥へおいやった。
横に座ってスマホをいじり倒してたおじさんだった。
「あ、ありがとうございます」
そうお礼を言って目があうとニヤリと笑って、またスマホに夢中に。
どうやら、最初の当たりで同じように痴漢だと思ったらしい。
しかしなんて男前

笑顔とスマートさに惚れてまうやろ~

気分悪かったのに、一瞬でフッとんだ。
ありがとう隣のおじさん
