初宝塚日記・壱 | raspberryschool906さんのブログ

初宝塚日記・壱

日比谷駅A13を出ると、着飾ったおば様がたの流れがあり、それに流されて迷うことなく宝塚大劇場に到着。
中に入ると薔薇モチーフの赤い絨毯と、自動のピアノ演奏が。

ショップには、薔薇や菫モチーフのストラップやハンカチ、宝塚の皆様の写真やカレンダーなどなどが並べられているけど雑多なかんじはなく、それをながめるかたがたも、見る順番さえ守って、順序よく購入なさっている様子。

驚くのは、ロビーもカフェブースも客席さえも、女性だらけなのに騒がしくないこと。
なんて静かなのだろう。

そんな事を思いながら御手洗いに。

2Fのトイレは広い作りで、女性客の多さもカバーしきれるほどだ。
ここでまたおどろかされる。
4列に作られたトイレは、端で順番まちをしていると中の様子がわからない。
それを熟知している宝塚ファンのみなさまが、並ぶ見知らぬ方々へと声をかけてゆく。
「奥あいてますから、大丈夫ですよ」
「どうぞ奥へお進みになられてください」
宝塚ファンの方々は、言葉さえ上品でいらっしゃった。
私もならって、まっているご婦人に声をかけてみる。
「まだ7~8は空いてますよ」
…。
上品にはほどとおい掛け声になった気がした。