すてき
私は今、バスのなか。
仲良く一緒に乗ってきたオジサンたちがいる。
信号待ちのバスの右手には、木が…木だったものが見える。
テニスコートと、道路の間に、空間がぽっかりと空いており、そのど真ん中に、昔は桜だった…いまはもう枝を伐られ、丸太のようになってしまった木だったものが。
オジサンのひとりが、独り言のように呟いた。
「アレ…あの木、なんなんだろなァ?
ずっとあのままだよなァ?」
「ん?どれ?」
もうひとりが窓の外を見た。
「アレだよアレ。
…なんの木、だろなァ?」
オジサンは言った。
「すてきだ。」
素敵!?
Σ( ̄□ ̄
仲良く一緒に乗ってきたオジサンたちがいる。
信号待ちのバスの右手には、木が…木だったものが見える。
テニスコートと、道路の間に、空間がぽっかりと空いており、そのど真ん中に、昔は桜だった…いまはもう枝を伐られ、丸太のようになってしまった木だったものが。
オジサンのひとりが、独り言のように呟いた。
「アレ…あの木、なんなんだろなァ?
ずっとあのままだよなァ?」
「ん?どれ?」
もうひとりが窓の外を見た。
「アレだよアレ。
…なんの木、だろなァ?」
オジサンは言った。
「すてきだ。」
素敵!?
Σ( ̄□ ̄