まず気をつけること | raspberryschool906さんのブログ

まず気をつけること

まず気をつけること

■ これから保護する場合は、かならず保護する時の注意点を読みましょう
■ 意識がない場合にはゆすったりせず、できるだけ動かさないようにしましょう
■ 気絶、失神して意識がない鳥には決して水を飲ませないようにしましょう
■ 水分の補給については注意が必要です
 

野鳥に水分あたえるときは、飲ませるものを人肌よりちょっと熱めにあたためて、スポイトや箸の先などで閉じたクチバシのはしっこに1滴つけると自分でなめとります。小鳥なら1~2滴で充分です。大型の鳥の場合は身体の大きさによってもっとたくさんあたえますが、飲みたくなくなったらクチバシにつけても飲まなくなるそうです。

注意することは、水分を口の中に直接入れないこと。鳥は咽(のど)の手前に声門(せいもん)の穴があり、そこから気管、肺へとつながっています。水が気管の中に入ると死んでしまうケースもありますから、クチバシを開かせて水を流し込むようなことは絶対にしないでくださいね。

また、ヒナの時期には水分は餌に含まれるものからとる程度ですので、あたえ過ぎると下痢(げり)をします。下痢も幼い身体には大きな負担になりますから、緊急の時と餌をまったく食べられないとき以外、長くはあたえ続けないようにしましょう。もし、もっと欲しがるようだったら、少し時間をおいてからあたえましょう。

つかまえて処置をする必要がある時は
自分で保護する必要がある場合は以下の《保定について》をしっかり読みましょう。