忘れ物。
電車で帰宅中。グリ内で遊んでたら。
すきまくりの車内向かい側の席に、iphoneがポツンと鎮座ましましていた。
口が開いた。
ドアは閉まる寸前だった。
そのiphoneの横には、同じくiphoneユーザーのお姉さんが、鎮座ましましているiphoneを眺めている。
いやいやいやいや☆
�( ̄▲ ̄
眺めているなら、持ち主が立った時に教えてやれYO☆
次の停車駅は偶然にも、忘れ物を預かる駅だ。
麦焼酎を飲みすぎてふらつきながら、電車の揺れにもふらつきながら。
iphoneを拾い上げて、3両うしろの最後尾にいる車掌に渡そうと、歩いて行った。
停車して。
体を半分ホームに出した車掌に、対面する。
ホームにでて、改札に向かう人は多いけど、向かい合わせに顔を出す人は少ないに違いない。
びっくりした顔で、ちょっと後ろに引いた車掌の手元に、iphoneを押し付けた。
「忘れ物なの。多分さっきの駅で降りた人なんだ」
「ああ☆ありがとうございます、預かります」
若い、童顔の車掌は、白い手袋でiphoneを握りしめてくれた。
ちゃんと持ち主に帰ることを願って♪
すきまくりの車内向かい側の席に、iphoneがポツンと鎮座ましましていた。
口が開いた。
ドアは閉まる寸前だった。
そのiphoneの横には、同じくiphoneユーザーのお姉さんが、鎮座ましましているiphoneを眺めている。
いやいやいやいや☆
�( ̄▲ ̄
眺めているなら、持ち主が立った時に教えてやれYO☆
次の停車駅は偶然にも、忘れ物を預かる駅だ。
麦焼酎を飲みすぎてふらつきながら、電車の揺れにもふらつきながら。
iphoneを拾い上げて、3両うしろの最後尾にいる車掌に渡そうと、歩いて行った。
停車して。
体を半分ホームに出した車掌に、対面する。
ホームにでて、改札に向かう人は多いけど、向かい合わせに顔を出す人は少ないに違いない。
びっくりした顔で、ちょっと後ろに引いた車掌の手元に、iphoneを押し付けた。
「忘れ物なの。多分さっきの駅で降りた人なんだ」
「ああ☆ありがとうございます、預かります」
若い、童顔の車掌は、白い手袋でiphoneを握りしめてくれた。
ちゃんと持ち主に帰ることを願って♪