心配している風を装って、ひどいことを言う人がいます。
どういうふうかといいますと、例えば彼女はたぶん私のことを、
「◎◎さん、結婚しないのかしら~。ご両親は何も言わないのかしら~」
と、「心配」していると思います。
したくなくてしないわけじゃありません。
いろいろと事情があるんです。
人はみな、他人には言わないだけで様々な事情をかかえて生きていると思います。
それを考慮しようとせず、表面だけを見てあーでもないこーでもないと言うのは、その人に対して失礼です。
心配を装っているのが、ただの悪口よりたちが悪い。
アラサー同い年の、独身の女性と二児の母親とを比べて、
「ずいぶん違うわね~」
と言った言葉を私は忘れません。
「片方は順調に人生を歩んでいるのに、もう片方ときたら~」
と、独身女性を蔑んでいました。
いま、二児の母のほうが大変な状況にあるらしいのですが、彼女はやはり表面だけを見てその二児の母を責めます。
こどもが可哀相。
子育てから逃げている。
旦那さんはどう思っているの?
何か事情があるかもしれないのに。
人には言えない、言いたくない事情があるかもしれないのに。
たとえ特筆すべき事情はなくとも、その二児の母は自分なりの考えがあるはずで、外野の意見ほどうっとうしいものはないはず。
リスクはとうに承知しているはず。
本人の体を気遣う程度にしておけばいいのに。
なんだかなー。
私は気をつけよう。
心配の皮をかぶって人を侮辱することのないように。
そんなことをしたら、いつか自分に返ってくるから。