12月に伯父の面会で弁護士さんにお会いした時、伯母の妹さんがわたしに電話をしたがっていたと教えて下さった。

 

わたしは、伯母の葬儀を実家の菩提寺で終えたと報告をしてから一切電話をしていない。

 

今更、話すことなど何もない。

 

憤りしか感じないけれど、90歳近いお年寄りに腹を立てても仕方ないから、離れているので…近づいてこないで欲しい。

 

だから弁護士さんの話を「はぁ…」と聞き流した。

 

それから1週間くらい経った頃、わたしが留守中に伯母の妹さんからお歳暮が届き、夫が受け取ってしまった。

生鮮食品だったので送り返すわけにもいかず…

高級なゼリーを買って送った。

今後はお歳暮などの贈り物などのやりとりを遠慮する旨と、伯父と伯母が元気だったころに遊びに行くといつもゼリーを出しくれた思い出があるので、仏壇にもひとつあげて欲しいと書いた手紙も同封した。

 

それから何度か電話が来たけれど、留守番電話にしたまま出なかった。

 

なぜ今頃、わたしに電話をしたいのか、要件は大体分かっていた。

 

しかし、家の電話は留守番電話になるので、わたしの携帯に電話してくるようになった。

クリスマスイブの夕方とか、クリスマスの朝とか…

ブーンブーンブーンと振動している携帯が静かになるまで眺めていました。

すごく迷惑。

 

そして、年末近くに母から電話がきた。

 

母の携帯に伯母の妹さんから電話がきたそうだ。

 

そして、「今年はお世話になりました。」でも「ご迷惑をおかけしました」でもなく、延々と伯父と伯母の家が建っている土地は「わたしの物だから返して欲しい」ということと繰り返したそうだ。

 

伯母は事情があって海外に住んでいたので、一時期の戸籍が確認できない。

それでも、海外に行ったり来たりしていたし、相続もしているのだから、戸籍があるのだろう。

 

弁護士さんは、とても困っていたが、来月、相続税の納付期限がくる。

 

とにかく早く伯母の財産分与の手続きを終わらせてほしい。

 

そして、弁護士さんが請求していないご自身の報酬も、とっとと請求して受け取ってほしい。

 

わたしは、伯父の身の回りの世話や看取りはしても、相続には関わりたくないのです。

 

そうこうしているうちに、伯父が亡くなったら相続人になるだろう親戚から…今まで年賀状のやりとりすらしたことがない親戚から、伯父の様子伺いの電話が来た。

 

お菓子や手紙を送って、自分で伯父の様子を聞けばいいのに…と思う。

 

「一時期はどうなるかと思ったが、お陰様で肌の色つやも良く、お陰様で穏やかに暮らしている。」と伝えた。

 

わたしには一切、相続は無い。

ただ育児放棄の両親に代わって、まだ幼稚園入園前のわたしの世話をしてくれた祖母によく似た伯父(とよく笑う可愛らしい伯母)の世話を、祖母への恩返しのつもりでしているだけ。

 

でも…

伯父が早く天に召されることを期待するような物言いや、伯父伯母の遺産を法定相続分以上に欲しがる親族には

 

 

は?

何もしなかったやつが!

黙れ!!

 

 

と言ってもいいですか?

 

まだまだ、人として未熟です。