伯母の葬儀で帰省した時に、あまりに姉伯母の支援が入っていなくて、帰って来てからあちこちに連絡してみた。

でも、支援を入れようとすると、なんだかんだ母が断っているらしかった。

ただ今回は、姉伯母が居るために、身動きが取れなかったことを実感したらしく、ショートステイは申し込んだらしい。

 

姉伯母は自立した自由な女性で、皮肉ユーモアのセンスもあり、友達も多かった。

しかし、母との閉鎖的な生活や突発性難聴から片耳がほぼ聞こえなくなってしまったせいで、人付き合いを億劫がるようになったし、日常生活に不安が多くなったようだ。

 

でも、多くのお年寄りは耳が遠いじゃない?

施設の職員さんは慣れているから大丈夫だと思うし、このまま母との共依存状態が良いと思わない。

 

なぜなら、姉伯母に問題行動が出たり、トイレなどが難しくなって母の手に負えなくなったら、母の性格上、姉伯母の世話を投げ出すと思うから。

 

しかし、母は簡単には姉伯母を手放さない。

 

母は昔から「ミュンヒハウゼン症候群」的なところがある。

番外編を読んで下さった方なら、なんとなくお気づきかと思いますが、意図的か意図的でないかは別にして、母が原因で体調を崩したり、日常生活に不安がでてしまうことが多いです。

それは、わたしが子どものころにもよくありました。

詳しくはまたの機会に…

 

姉伯母も難しいところがあるから、最初は母も一緒に泊まれればと思ったけど、コロナ感染予防を理由に母の宿泊を断られたら、姉伯母の申し込みも辞めてしまった。

なのでケアマネさんが施設に交渉してくれて、1回だけ母も宿泊できることになり、5月に初めてのショートステイがあった。

 

結果…

 

個室で、ごはんも美味しく、職員さんたちも感じが良くて、くつろげたらしい。

 

姉伯母曰く…

 

ひとりになったら、

私、ここでいいわー

 

でしょう!?笑い泣きそうでしょう?

 

それが5月の話。

 

そこから、毎月1回はショートステイを利用している。

 

母は…

「すごくいい施設だったんだけど、姉さんは介護保険で1日5000円だけど、わたしは自費で15000円だから、だったらどこかのホテルに泊まれる。

やっぱり、姉伯母が居ないとゆっくりできる。」

と言い、姉伯母の心配より、お金の使い道優先なところが母らしい返事。

ちなみに、ふたりで2万円だったのが、今は「だって、ふたりで3万円だもん!」と話が膨らんできています。

 

 

姉伯母は要介護1、母は昨年末の認定すったもんだで要支援1が付きました。

 

 

母は…介護保険使えないのかな?

 

 

伯母の葬儀で帰省した時の心配事だった、冷蔵庫のカオス状態はケアマネさんが訪問した時に、一緒に廃棄してくださったようです。

 

母曰く「わたしが薬を管理してから、姉はしっかりしてるよ。体調崩すことも無くなったし。」と…

 

うんうん。

これで、姉伯母の体調不良が減ればいい。

みんな元気に過ごせれば、それでいいです。