先月の下旬から、伯父が入居している特養では、オンライン面会から直接会えるようになりました。

 

たまたま弁護士さんから連絡が来ていて、その話をしたら一緒に面会に行くことになりました。というより、わたしひとりでは伯父に会いに行くには、こころが重かったから便乗させてもらった感じです

 

 

先月のはじめに、介護サービス計画書などと一緒に伯父の写真や健康記録が送られてきた時、写真の伯父はさらに痩せたようだったし、実際、体重も入居してから1ヶ月半ほどで3㎏減っていたのが気になっていました。真顔

 

むせるようで、食事はミキサー食やムース食に変更されているので、食べた量に対してのカロリーも少ないのかもしれない…

 

それを補うものを探したら、Amazonでネスレのハイカロリーのプリンセットがあり、口コミを見るとみなさん「美味しい」とおっしゃっているので、購入してみました。

 

思ったよりずっと小さくてプリンやゼリーと言うより、缶の水ようかんくらいの大きさなのに、それで150kcalとは(わたしたちには)恐ろしいけど、(伯父にとっては)有難い。滝汗

 

 

それを持って、伯父に会いに行きました。

 

2か月ぶりに会う伯父は、やっぱりわたしのことは誰かわかりませんでしたが、入居した時に比べ、肌つやがよくて、目に生気がある!笑い泣き なんか元気そう!!

 

入れ歯を入れても、やはりろれつが回らないので、9割聞き取れませんでしたが、会話のレスポンスは早く、いつものように紳士的な優しい感じで、時々笑いながら話をしていました。

食べこぼしが付いた衣類ではなく、キレイで小ざっぱりとしている伯父の様子からは、きちんとお世話して頂いていることが伝わってきました。

 

弁護士さんは、伯父の様子を見つつ、改めて伯父に作品を譲渡していいか確認したかったようです。

やっと大量の作品の一覧や専門家の意見書、申請書類が揃い家庭裁判所から許可が出て、本格的に動かせることになりました。

その件について、伯父に説明すると… とても喜んでいて、時々、涙を浮かべながら「ありがとう」と「うん、いいよ。どうぞ。」と言っていた。

本人の許可が出てよかった。

 

15分の面会時間はあっという間で(本当は20分くらい話をしていた)、弁護士さんと特養を後にした。

 

弁護士さんに「前にも言いましたが、本当にたかさんはいい施設を…前の有料老人ホームも、今回の特養も、ちゃんといいタイミングで見つけてきて、入居までちゃんと動いてくださいますね!!」と言われた。

母や伯母たちにも言われる。

 

そういう時、「全部、祖母の導きです。」と言うようにしている。

 

確かに、わたしは見学をしたり相談する時には、介護に対する理解と、感謝の気持ち、何かあれば協力する姿勢(実際にいろいろ動く)を心がけていた。

 

でも、伯父が正直に生き、穏やかで感謝を忘れない人物だから、そういう巡り合わせになったのだと思う。

 

もう少し、穏やかな日々が続きますように…