再調査の申請書の提出先は、電話で確認した時に役所ではなく、最寄りの包括支援センターで良いと言われた。

 

昼前に老人ホームへ行き、介護保険証とケアマネが作ってくれた申請書を受け取った。

その時、特養からの依頼で、伯父の現在の介護状況を記入した票を、FAXして下さるとのことだった。

電車を乗り継ぎ、午後イチで弁護士さんの事務所に行き、登記事項証明書のコピーを受け取った。

そのまま、伯父宅の最寄りの包括支援センターへ向かった。

 

窓口で介護区分の変更申請書を提出した。

 

が!

 

ケアマネの作った書類… 申請者がケアマネになっていた。

 

「ご親族か後見人さんしか、申請できないんですよね。」

 

うぇ…。

さすが、うちのケアマネ…そんなことも知らんのか?

 

後日「親族か後見人しか申請できないそうです。」と伝えると「あー!前に提出した時も、そう言われました~!」という返事…。

介護制度や特養について質問すると「わたしも詳しくないんですよね~」と言われたり、「それは、ご自分で電話できいてもらっていいですか?」とか断られて、書類しか作ってくれない。なのに、その書類も間違えてるわけで…

 

申し訳ないけど、今後も今の老人ホームにお世話になるなら、変えてもらいたい。

 

書類を修正して提出した。

後見人の弁護士さんが、全く伯父に会えていないから認定調査日に同席したいとのことなので、同席希望も追記した。

住所のある自治体から、老人ホームがある自治体に調査代行の依頼が行き、老人ホームに調査日の連絡が行くとのことだった。

(インフルエンザなどの流行を理由に、弁護士さんの同席は断られてしまいました。)

 

帰りに伯父と伯母の家に寄って、玄関周りと室内を確認して、気になっていた道路に面した外の蛇口に紐をぐるぐる巻いた。

この間、水道の凍結とか水道管の破裂を心配したけど、大丈夫みたい。

よかった。

 

その後、伯母が転居した後に預け金からいろいろ清算して、残金を預かっていたので、妹さんの家に届けに行った。

玄関先で渡して帰るつもりが、玄関に入った途端、カギを掛けられた。

しまった、郵送にするんだった…。

三回くらい断ったが、この老人たちはしつこい。よく知っている。

 

リビングに向かって歩く伯母の妹さんと旦那さんは、かなりヨロヨロしていた。

 

伯父の現状を話し、介護度が上がると思うと伝えると、伯母のことも教えてくれた。

 

伯母が車椅子になったことは聞いていたが、今はもう寝たきりに近いらしい。

今年のはじめに車椅子から転落し、おでこを縫ってからほぼ寝たきりで、褥瘡防止のシーツを利用していると言っていた。

 

おでこを切った時に、呼び出されて、行ってきたの。

シーツもお金がかかるけど仕方ない。

あまり食べられないみたいけど、胃ろうはしない契約にした。お金がかかるから。

 

やっぱり、お金が判断基準。

 

そして、以前、はっきりと断ったのに、伯父も申し込んであるから一緒に入居しないか?と誘ってくる…

高速道路を使って、車で2時間。

今までお世話になった老人ホームも、わたしが申し込んだ特養も遠いから、大した変わらない。と言う。

 

何言ってんの?全然ちがうけど?

 

きっと、伯父もそこに入居すれば、自分たちが行く必要ないことに気づいたんだろう。

子どもに怒られたんだと思う。

やってくれるんだから、任せておけばいいのにって…。

わたしが子どもだったら、そう言う。

 

伯母と伯父を同じ特養に入居させたいと思っていたが、もう健康状態が怪しくて、伯母を連れてくるのは難しそうだった。

まだ、半年も経ってないのに、二人ともガタガタだ。

やっぱり、お互いを支えにして生きてたふたりを離すべきではなかったのだと思う。

そう言っても、妹さん夫婦は「だってお金が!」って言うんだろうな。

 

そんな絶望的な状況なのに、落ち込むこともなく、旦那さんからご自身が大学卒業くらいから50歳くらいまでの、エリートサラリーマンとして海外でご活躍された話などを延々と3時間ほど聞かされました。

 

気になったのは「もう88歳だから」って… あなた伯父と同じ年なはずだから90歳だよ?

あと「土地は姉のものなんだから、駐車場にして、老人ホームの入居金に充てる」と言い出した。

「収入があると、特養の入居費用が更に高くなるので、辞めてください!!」と強めに言っておいた。

 

もう寄らない。