土曜日の午前中に伯父を受診させ、昼前には老人ホームに届け、家に帰ってきた。
もう、放心状態だった…
脳外の医者からの言葉で、わたしのこころが瀕死だった…
わたしが伯父のためにしていること、わたしが世話ができないために老人ホームにお願いしていること、それはわたしのエゴで、間違いだったのかな?って気持ちが湧いてきて、動けない。
でも、何かしなくちゃいけないという焦りみたいな気持ちも湧いてきて、せめぎ合ってる。
喉がぎゅっとなって、悲しさと苦しさと迷いで涙がぽろぽろ出てくる。
ただ、そういう時は…
迷っている暇もない時は、前に進むと決めている。
泣いても、何も状況は変わらない。
やらないで後悔するより、やって後悔することにしている。
どうしよう…って泣いて、助けを待つことが出来ない性格だし、実際に誰も助けてくれない人生だった。
わたしのこころは瀕死でも、やらなきゃいけないことが、いくつも浮かんでくる。
動かなきゃ。
正気に戻るために、コーヒーをいれようとして、いつものことなのに無駄にうろうろしたけど、コーヒーの香りで力が抜けて、反射的に棚にあった菓子パンを食べて、少し落ち着いた。
近くの特養の待機人数を調べてたりした後、現在の伯父の状況を後見人の弁護士さんにメールした。
伯父の体が急激に不自由になったこと。
しかし、なんらかの急性の病気での変化ではないこと。
週明けに伯父の状態が改善しなければ、介護区分変更の申請を行おうと思っていること。
すぐに弁護士さんから電話が来た。
伯父の体や発語の様子などを伝えると、「まぁ…」と言ったきりしばらく無言だった。
そして、介護度が上がるなら他の老人ホームにも申し込んではどうか?と言われた。
実は、わたしもそう思って検索してみたけど、周辺の特養は待機が最低でも150人いること。
先月の初めに申し込んでいた特養から、入居についての連絡がきていたけど、介護度が低いために棚上げになってたことを伝えた。
なので、週明けに伯父の身体の様子を確認して、伯父の変化について相談して、棚上げになっていた入居をすすめられないか相談してみよう。ということになった。
そして、その返答次第で作戦会議をすることになった。
有るはずのものが無くなっていたり、体が動かなくなったことでいろいろなモノを用意する必要があるので、探しに行かなければいけないし、いろんなところに連絡しなくちゃいけないけど、もう動ける気がしない。
調べ物を少しして(後日、記事にします)、いくら気持ちを前向きにしようとしても、それ以上は何もできなかった。
伯父の可愛そうな姿と、医師の言葉に…こころが粉々だ。
日曜日は「怒涛の来週を乗り越えるために…」という言い訳でぐずぐずし、1日ゴロゴロ過ごした。