すこし前から体調が良くないと聞いていた伯父のすぐ下の妹で、母の姉にあたる伯母(以下、姉伯母)がもういよいよ怪しい。

 

わたしの母の兄弟姉妹は少し複雑。

伯父の父親と祖母が結婚し4人(伯父、姉伯母、次伯父、ブログの最初の頃に出てきた元看護師の伯母)を産んだ。

そして、祖母は母の父親と再婚し3人(中伯父、母、末伯父)を産んだ。

前半後半で苗字は違うが、一番上と下が16歳違いの7人兄弟姉妹は、あちこちの土地に散らばってくらし、それなりに連絡をとりつつ仲良しだった。

一番若い末伯父が一番早く20年くらい前に病気で亡くなっているが、今年の夏、次伯父が亡くなった。

姉伯母は、自分と同じ父親の兄弟が亡くなって、とても悲しんで、その辺りから、不安が強くなったようだ。

 

姉伯母は、10年も前に旦那さんが亡くなり、自分には子どもが居ないので、単身のため、わたしの両親と暮している。

今年86歳。

元々、山菜やキノコを採りに山に入っていて、足腰が達者だったが、ここ最近がっくりきた。

自粛生活で代わり映えのしない生活をしたせいで認知能力も落ちてきたようで、両親が出かけてひとりになると、不安になって病院でもらっている薬を飲んでしまうようになった。

 

その薬というのが、降圧剤。

 

2週間続けて「もう薬がなくなった」と田舎の病院に行ったので、病院から母に連絡が行った。

調べてみると60日分もらっていたのに、1週間で20日分飲んでしまっていた。

そりゃ、具合悪いよ。怖いわっ!チーン

 

それでも、「自分で管理できる」と言って、絶対に母に預けなかったが、今回、かかりつけのお医者さんから言ってもらって、母が管理することになった。

その時点でわたしの両親は「あーよかった!」と安心してしまっている。

 

伯父の様子を報告する時、いつも姉伯母の様子も聞いていた。

 

薬の飲み過ぎに気づいて、袋に日付を印刷してもらったが、姉伯母は今日が何日なのか気にすることも無く、飲んでしまうと言っていた。

また、今は1階が自営業のお店をしている自宅10%と平屋の別宅90%で行ったり来たりする生活をしているが、自宅に戻った日の朝は「ここはどこだろう?」と起きてくるようになったり、時々、自分でも「頭がおかしくなってしまった。」と言っていたという。

 

もう、そんなの入居前の伯父と同じだし、同居している人が「おかしい…」って気づくって、余程すすんでるんだよ!

しかも、「おかしくなってる」自覚あるんだもん。

 

そこで、母に「足腰が弱っている自覚が姉伯母にあるなら、リハビリのあるデイサービスに通わせてよ。毎日、コロナを恐れて母と二人きりの生活は、どんどん認知症をすすめてしまうし、今の主治医(内科)が認知症のお薬を出さない方針なら、別の病院で精神科を受診して認知症検査とお薬の相談してきたほうがいいと思う。まずは介護保険の認定も受けて!」というと…

 

「いや、認知症の検査は受けてるんだ。でも、どんな結果かわからないけど…」

「いや、保健師さんは着てくれてるんだよ。別宅に行ってることが多くて会えないけど…」

「向かいの家の奥さんが、福祉委員やっているから、いつでも聞けるんだ…」

「え?そんなところに行く必要ある?まだ、大丈夫じゃない?」

 

それ、何度も言われた。

入居前の伯父さんも同じこと言ってた。

 

あんたもか?

あんたも一緒に行って来い!!

 

ということで、ひとり伯母を手放したら、別の伯母が回ってきたし、なんならうちのポンコツ母もダメそうだ。

遠いから…

すぐには直接、どんな支援が受けられるか相談できないけど、電話でいろいろ聞いてみて、帰省する計画立てよう。

それから、母が「みんな入っていいのよ!」と言って先走って新しく建てた墓のことも、唯一地元に残ってる従弟とも(できればわたしの妹や他の各地に散らばってる従兄弟たちとも)相談しなきゃいけないと思ってる。