LINEで老人ホームに意見書の作成をお願いすると「承知しました」と返事が来た、翌々日、用紙を持って行こうとすると「伯父様のズボンを少しご用意いただけますか?」とLINEで連絡が来た。
本当にLINEがあるの便利。
「今日、明日中にお持ちします。」と返事をした。
弁護士さんが言っていたように、失禁が多いのだろう。
2年前の入居の時に、スウェットとパジャマのズボン合わせて4本持たせているが、それでは回らないのかもしれない。
1月に会った時にスラックスを履いていたけど、食べこぼしの染みだらけだったし、6月に会った時はポロシャツが食べこぼしだらけだった。
エプロンは伯父のプライドが許さないかなぁ…
とりあえず、買い物に出たが、なかなかいいのが見つからない。
仕方ないので、バスに乗って隣の駅の商店街の老人服専門のお店に行った。
そこは、おじいさんがやっていて、とにかくしゃべる。ずっとしゃべっている。
内容は、主に日本政府やアメリカ政府の陰謀論から、町内会費を払わない人が居て集めるのが大変だという話まで多彩
そして、棚からどんどん商品を出してくるので、買いたいものをレジ台に乗せて別にしておかないと見失う。
今日は、レジ台の上にもどんどん出したので見失って、発掘した。
一番の特色は、商品を10分で選んでも、そこからおじいさんの話を1時間くらい聞かないと会計をしてくれない。
会計中もしゃべるので、途中でどこまで打ったか分からなくなり、3回くらいやり直す。
それでも、ウエストがゴムで裾を直す必要が無いリハビリパンツでも脱ぎ着しやすいスラックスが3500円程度だし、日本製の薄手で長袖のポロシャツが3000円程度だから我慢する。
伯父のスラックス2本とポロシャツ2枚。そして、伯母の服もしばらく買ってあげてないし、妹さんは送ってきてないだろうから、伯母にも2枚柔らかくて脱ぎ着しやすいカットソーを2枚買ってあげた。
それで18000円だった。
するとおじいさんが「本当は1人10枚までなんだけど、たくさん買ってくれたから20枚あげるよ。」って商店街のスクラッチをくれた。
20枚削って、2500円当たったので、その分を値引いてくれた。
また、来ます!!!!!
商店街の安い衣類のお店で1000円のスウェットを2枚買って調達完了。
途中、ポイントが溜まっていたから、洋菓子店で伯父伯母のおやつのお菓子と焼き菓子の詰め合わせを交換した。
家に帰り、タグを取って名前を書いたら、もう老人ホームでは夕食の時間に近かったので、明日持って行くことにした。