伯父と伯母と関わることになったいきさつ

伯父と伯母の自宅での生活

それぞれの後見人が付いたいきさつ

今の老人ホームに入居したいきさつ

わたしが知る限りのふたりの現在の状態と体調

 

この3年のことを愚痴半分に説明しました。

 

説明している間に、改めて伯母の妹さん夫婦に嫌悪感を感じました。

お年寄りだから…と思っていましたが、やっぱりフツフツと怒りがこみ上げてしまうな。

あの時は、とにかくふたりの命を守るのに必死だったけど、一歩引いてみると、どこかに訴えたいくらいだ。

 

そして、この特養を希望する理由を聞かれた。

 

広報を見て、ピザパーティや出前の日にはマックを笑顔で頬ばってる写真を見て、ここにしよう!と思いました。

そんなの絶対に楽しいですよね?と言うと…

 

入居者さんは単調な毎日に飽きてしまうのだそうだ。

特にホームの食事に飽きてしまうという声が多いので、月に2回は出前を取ったり、喫茶の日として好きなケーキを食べてお茶をしているとのことだった。

ピザはたまたま枚数無制限でプレゼントという企画に応募したら当たったので、全員分のピザを用意できたらしい。

マックは、入居者さんがどうしても食べたい!と言うので、マックの日になったらしい。

 

入居者さんたちに「何が食べたい?」と聞くと、みんな「焼いたお餅!」と答えるんだって…滝汗

でも、普通のお餅を食べさせることができないから、お餅に似たものを試行錯誤して作って、お汁粉にして食べてもらったりしているらしい。

畑のとうもろこしを収穫した時には、茹でて午後のおやつにみんなで食べたり、コロナの前は、少人数で駅前に買い物に出て、スタバでお茶して帰ってきたりしたらしい。

セブンイレブンが出張で来てくれたり、婦人服屋さんが出張で来てくれたりもするのは、特養では、よくあることなのかな?

 

セラピードックを導入したのも、普段は1ミリも体を動かさない方が、触りたいから腕を伸ばすし、犬に会いたいから、事務所まで頑張って歩く、そういう気持ちが湧くようなきっかけづくりを大切にしている。

やりたい!と言うことはできるだけかなえたい。

介護職員のみなさんには、時々「えー!?」って言われてしまうんですけど…笑い泣き

と仰っていた。

 

そんなところ、入居させたいに決まってます。

 

そして、お看取りについて尋ねた時「家族のみなさんと、ゆっくり過ごしていただけます。」と言われて、つい泣いてしまった。

 

その時のために準備はしようとしているが、全然、覚悟ができていない。

 

伯父と伯母は、同時に入居することはできないし、入居してもお部屋のフロアが違う可能性もあるけど、入居の流れを教えてもらい、少し書類を準備するのに時間はかかると思うけど、申し込みたい。と伝えた。

 

きっとふたりとも落ち着いて余生を送れるだろうし、少し遠くなるけど、わたしも差し入れを持って時々遊びにくるのが楽しみな場所だから。