※「年初めの検査と後見人の面会」というタイトルの3つの記事がそれぞれ長くなってしまったり、会話の部分が私自身も読みにくかったので、分割しました。
やっと終息してきたかな?と思っていたのに、年末に近づくにつれオミクロン株で1000人の新規感染者が出ている中、許可が出ないかもなぁ…と思っていましたが、意外にもOKとのことだったので、年に一度の検査を勧められた甲状腺エコーに伯父を連れて行きました。
検査の予約できたのが12時半だったので、伯父を迎えにいった11時半頃は、丁度、みなさんお昼の支度で忙しくしているところで申し訳なかったです。
伯父は、たぶん昨日も今朝も言われていたのだと思うけど、外出することをすっかり忘れているようでした。
「えー?病院?そうなのー?」
と言いながら、玄関でジャンバーを着せられていました。
今日は前回のようにパジャマのスウェットじゃなくて、ちゃんとスラックスを履いていました。
そして、わたしが受け取りましたが、やっぱりわたしが誰か分かっていないようで…
タクシーを待つ間
「わたしは、〇子(母)の娘のちぃ ですよ!伯父さん久しぶりね!今日は検査で病院に行きますよ!」
と言うと、「あぁ」という返事がきました。
やっぱり、分かってないでしょ?
1ヶ月前の健康診断の時、伯母に気を取られている間に見事に段差を踏み外し、転倒したのが植え込みだったから無傷だった伯父ですが…
歩き方をよく見ると、やっぱり膝と足首が動いていない。
入居する前(1年ほど前)は、自転車に乗っていたのに…今は、膝と足首が曲がったまま頼りなく太腿で持ち上げてる感じで、足元がおぼつかない。
歩くロボットのようだから、そりゃ段差で転倒するよね。
そして、目は開いているけど、上下左右の空間認知ができていないので、全開の自動ドアに肩をぶつける。
かがまずタクシーに乗ろうとして頭をぶつける。
段差に気づかず足を出す…。
ダメダメすぎる。
老人ホームの中は手摺りもあるし、段差もないから移動に支障は無いけど、ホームから一歩出たら、もう生存は難しいよ~
これは、コロナで外を散歩できないから筋力が低下したものなのか、認知症の症状なのか… 両方なんだろうな。と思って見ていました。
小さな個人病院に到着すると、待合室はインフルエンザ予防接種待ちの人で溢れてて、ちょっと入るのを迷いましたが、20分ほどでほとんどの人が帰って行きました。
みんな接種後の待機と清算待ちだったみたい。
そこから、さらに30分ほど待たされて、伯父が呼ばれました。
「わたしも付き添っていいですか?」と聞いたら、断られた…
なので、早口でわたしが知ってる限りの情報を伝えながら、セーターと靴を脱がせ、ベッドに寝かせた。
白髪も少なくて若く見えるし、受け答えの声もしっかりしているので、老人ホームに入居している結構すすんだ認知症には見えないから、検査技師さんも「なんで?」と思っただろうけど、伯父は自分がなんで甲状腺のエコーを受けなくちゃいけないのかすら忘れてるからね。
検査が終わって呼ばれた時には、それを悟った技師さんが私を呼んでくれた。
「お待たせしました。検査が終わりましたので、お仕度をお願いします。」
処置室に入ると、伯父はベッドに寝たまま。
ベッドから自力で起き上がれない。
植え込みに転倒した時にも起き上がれなかったけど、それは転倒したショックとか痛かったからだと思っていたけど…
もう起き上がれないんだ。
実は、服も着ることができない。
入居前はベストを着ることが出来なくなったが、今日はセーターの手と首が出せない。
「パジャマでおじゃま」の爺さんバージョン見てるようだった。
ズボンは…どうだろう?
とうとう両足上げるのか?
もう、怖いわ…。
これは要介護3が付くはずだ。
結果は翌週、わたしが聞きに来ることになりました
帰りに年に一回の検査のはずが「次の検査は…半年後の7月をおすすめします。」って紙を頂いたのがひっかかりますが、
とりあえず、来週。
さて、会計も済んだので、わたしの家に伯父を連れ帰り、昼食を食べさせます。
その後、伯父の後見人の弁護士さんがいらっしゃって面会の予定。
つづきます。