ホームから「少なくなってきたので、都合のいい時に届けてほしい」と言われていた、伯父と伯母の入れ歯洗浄剤や歯磨き粉をネットで注文しようと思ってPCを開いたら、伯父の後見人の弁護士さんからメールが来ていた。

 

「お話したいことがありますので、

ご都合のいい時間に連絡をください。」

 

伯父伯母を健康診断に連れて行く前にも弁護士さんから電話があって、伯母の妹さん夫婦がわざわざ事務所に来る。と困った様子だった。

(弁護士さんは妹さんの旦那さんがものすごく苦手)

なので、私が最近やり取りした中で知った情報を伝えておいた。

 

・家庭裁判所に伯父と伯母の家土地にアパートを建てるための申立書を作っていること。穴がたくさんあること。

 

・無料法律相談で、伯父の後見人が「保佐人」であるから、遺言書を作成してもらえば、有効だという知識を得たこと。

 

・アパートを建てると言い続けているが、妹さん夫婦はご高齢で、詳しく書けないが息子さん娘さんはそれぞれ連帯保証人になれない事情があるし、ふたりの同意も得てない。

 

・ふたりを別々の施設に住まわせても(実質、もう二度と会えない)お金を安くすませることを優先させるつもりのようだ。

 

弁護士さんは「大体、妹さん夫婦の今回の要件がわかりました。」と言っていたので、そこで新たに話し合った事の報告かと思った。

 

 

 

電話をすると、折り返しの電話がきて、開口一番。

 

「先日行われた、伯父様の認定調査の結果が届きました。 

要介護3になりました。」

 

え、3⁉ 

 

「ええ。こんなにいきなり上がるのかと、びっくりしましたが…」

 

「特養の申し込みができます!」

じゃあ、伯父も特養の申し込みができますね!

 

弁護士さんとハッピーアイスクリームでした。

ハイタッチしたかった。

 

伯父の現在の介護度は要介護1。

そこから、要介護3になってしまった。

入居前も要介護1ではないと思っていたけど、前回の調査では取り繕えていた日常動作が全く出来ないことが露呈し、それに加えて入居前から衰えはじめた足腰も介護度が上がった要因になったのだろう。

 

そして、弁護士さんはこれからの手続きなども考えて、保佐人から後見人に変更する申し立てをしたいとのこと。だった。

 

実は、わたしは数日前に自治体が開催する後見人講座を受講してきたところで、後見人について勉強してきた。

それは、弁護士さんから伯父の後見人にならないか打診されたことと、伯父伯母に経済的虐待をしていた後見人の妹さん夫婦が、約束していた入居費を出し渋ったことで、妹さんの後見人解任の申し立てをしようと思ったからだった。

その講座の中で、伯父の状態が「後見相当である。」ということも分かって、弁護士さんを保佐人から後見人に変更してもらうのが妥当だと思っていた。

丁度良かった!

 

まずは、後見人の区分変更の申し立てをするにあたって、ホームの訪問医に診断書を作成していただかなければならないので、わたしからケアマネを通して医師に依頼してほしい。ということだった。

 

依頼して診断書を書いていただければ、その後の手続きは弁護士さんがしてくださる。

家土地の問題が解決するまでは、弁護士さんの力が必要。

 

次に、伯父も特養に入れることになったので、そのことを、すでに伯母の特養をさがしている妹さん夫婦に連絡して、協力してふたりが入居できる特養を探してほしい。とのことだった。

 

弁護士さんもわたしに電話する前に、包括支援センターに連絡したり、サイト検索してくださったらしく、自治体が提携していない市部に空きがあり、入居が決まったら自治体も連携してくれるとのことだった。

つか、連携って何だろうね?

 

それぞれに連絡した時のことは、次の記事で…