伯父の後見人である弁護士さんが、伯母の妹さんご夫婦に呼び出されてから数日。
妹さんの旦那さんからまた、一方的な電話がきた。
弁護士さんを呼びつけ、伯父の資産と自宅の維持費、老人ホームにかかる費用を聞き出したらしい。
しつこさに負けたのかもしれないけど、そういうことは伯父の許可が必要だと思うんだけど…
だって、そういう理由でわたしも全てを教えてもらってないんだから。
そして、またExcelで表を作って、何年で資産が枯渇するかを出したらしい。
資産というのは、現在、口座にある現金だけで、定期預金や生命保険、家土地は含まれていないらしい。
今、伯父伯母の家が建っている土地に、アパートを建てた時の収益がある場合と比較した表も作ったらしい。
それを、確認してもらうために、送ったから。と…
ちなみに、この資料は、妹さんご夫婦が伯父伯母の家がある土地に、アパートを建てたいと家庭裁判所に、申し立てするための添付資料として作成したもの。
そうですか…
そんなことしなくても、夫婦の資産として土地を売却すれば10年は老人ホームに住んでいられますよ。
土地を担保に生活費を借りて、借金ごと相続することもできますよ。
でも…
この土地は、代々、引き継いできたものだから、売ることは全く考えていない。
自分が親から相続した土地だけでなく、隣接している伯母が相続した土地も合わせて、ひとまとまりで自分の子供たちに相続したい。
その場合、遺言書を書いてもらうか、相続税を支払わなくていい程度のそれなりの金額を支払うしかないと思うが、伯母はすでに認知症で自身が後見人(後見相当)についているし、現金を支払うと、自分たちの老後の生活が立ち行かなくなる。
わたしたち伯父方の親類は相続放棄の意思を示しているので、いずれお子さんの手元に、丸っと土地は戻るが…
伯父伯母が亡くなるまで待てないらしい。
自分たちがアパートを建てて、子どもたちに相続すると決めているらしい。
いや…
それ、ただただ年寄りのわがまま…
っていうか、訳分かんない。
だったら、もっと前から姉妹仲良くして、お互いに遺言書いたら良かったんじゃないの?
今の状況は、自分たちの長年の行いの結果じゃないの?
何より、わたしには一切関係ない!
伯父伯母の服を買ったり、日用品を買ったりする支出はあるけど、相続する権利すらない。
しかし、相続するはずの子どもたち(わたしより年上)が、全く話し合いに出て来ないのに、なんでわたしに言ってくるの?
全く!!
知らんがな!!!
という言葉を飲み込んで、「ああ、そうですか。」と答えた。
前回、郵便受けを見ていない。という返事をしたせいで、わざわざ特定郵便で送って下さったので…
翌日、玄関先で受け取りました。