先日、ケアマネから6月のケアプランが送られてきました。

 

今まで、1ヶ月分…30日だったり31日で計画が立てられていたものが、26日分の計画表。

つまりその月の足りない日数のデイサービスは自費になる。

(1日5000円)

伯父は要介護1だから、使える点数が特に少ない。

なので、計画表に捺印をして返送する時、そのことを確認する手紙を入れた。

 

するとすぐにケアマネから電話が来た。

「介護保険が変更になったので、ケアプラン作成の会議をしたいのですが、ご都合どうでしょうか?」

わたしの通院も落ち着いたし、この間の面会では伯父と落ち着いて話ができなかったし、伯父伯母も1回目の予防接種が終わってる頃なので、老人ホームに集まることになった。

 

わたしも数日前から体温を計り、体調を整えていったよ。

なんだか、ちょっとドキドキするね。

 

ケアマネ、老人ホームの支援員1人、老人ホームの介護福祉士1人、わたしと伯父の5人が集まった。

伯父はわたしに「ああ。この間、会った人ね。」と…

去年のことなど覚えてないようだった。

きっと、一昨年の脱腸の手術した事も覚えてないと思う。

 

まずは伯父がどのような日常を送っているか、伯父本人や老人ホームのスタッフから話を聞くのだが、入居して半年経って、初めて詳しく話を聞けるので、あらかじめケアマネに質問事項をわたしておいた。

 

まずは、伯父伯母の体調について。

わざわざ内科の主治医にケアマネが電話をしてくれた。

 

自宅に居た頃の伯父の食生活ったら、偏りまくりだった。

魚は一切食べない。

野菜も付け合わせ程度。

味噌汁も飲まない。

常に、いつ買ったのか分からないカピカピのコンビニのお弁当やスパゲティが冷蔵庫にあって、いつ作ったのか分からない砂糖醤油だけで真っ黒に煮付けた獣肉とごはんを炒めたようなものを食べていた。

領収証を見ると、ヤクルトは毎月3000円以上使っていた。

何本飲んでたんだろう…滝汗

そら、尿に糖は出るし、高脂血症や高血圧になるでしょう…。

あなたたち自覚ないけど、もう90歳になるのだよ…。

半年間老人ホームで食事生活が改善されたことで、それらの状態はどうなったのだろう?

医療費は1割負担なのに、年間5万近い健康管理費を支払っているけど…どれくらいの間隔で採血をしたり、体調をチェックしてくれているのだろう?

 

内科の主治医から言われたのは…

・4月に採血などの検査をした結果、すべての数値は正常だった。

・でも、それはお薬を飲んだ上での正常な数値なので、お薬をやめると高くなる可能性がある。

・他の病気の薬については、その薬を飲むことになった経緯が分からないので、一旦、止めて症状が出たら再開することもできる。

・入居時は、奥様との関係がとてもストレスフルでしたが、今は落ち着いて生活されているようです。

 

4月の検査結果を知りたかったが、年末に定期検診が必要な病気の検査を受ける時に、健康診断も一緒に受けることになった。

そして去年、延長申請した介護保険の介護認定の書類も、その頃にケアマネさんが準備してくださることになった。

老人ホームのスタッフさんの話では、きっと今と同じ要介護1になりそうだ。

 

続けて、伯父の日常について教えてもらった。

毎日、午前と午後のレクは楽しく参加していて、特に謎解きや漢字とことわざクイズなど好きなようで、老人ホームの本を持ち歩いたりしてるらしい。

伯父は、アルツハイマー型認知症で、入居前、毎週決まった曜日に牛乳やお花を持ってきてくださった方に対しても、「どちら様でしたっけ?」と言っていたほど…なので半年経っても、入居者に顔見知りは出来てなかったし、スタッフも覚えてないようだ。

 

でも、隣に奥さんが居て、3食のごはんとお茶とおやつを用意され、週に2日は入浴し、清潔な衣服を着て、衛生的な寝具で寝て、常に体調をチェックしてくれて、一日中、飽きないように午前午後にレクがあって…

 

不満なんて言ったら、罰が当たる!!

 

伯父に「ここにお世話になって、半年になりますけど、どうですか?快適ですか?困ったことはありますか?」と聞くと…

 

ああ。もうここは本当に満足。

全然なんにも困った事なんてない。

ここにね。

最後まで(いたい)…と思っているんだ。

もう、家のことも思い出さなくなってしまった。

家のことは、どうぞどうぞ好きなようにしてね。

 

 

ですってよ!!!!!奥さんっっっ!!!!!!!!!

 

はぁ。滝汗

入居前、あんなに「あーあ。老人ホームなんて… もう人生も終わりだ。」とか言ってたのに…

 

 

とにかく、二人きりの生活だったけど、ふたりとも社交的でおしゃべり好きだから、合ってるようで良かった。

弁護士には、今回、デイサービスが数日の自費分が発生することを伝えて、了承を得ている。というか、了承するしかない。

それは、この老人ホーム特有の問題なのだけど、同じ建物の中で住居とデイサービスのフロアが分離していて、朝起きて寝るまでデイサービスで過ごす。

点数が足りないから「今日はデイサービスに行かないで、お部屋で過ごす。」という選択ができない。

体調が悪い日も、結局、デイサービスの一部に用意されたベッドで過ごすことになる。

そして、寝ているだけでも料金は取られる。

 

最後までここに居てもらいたいので、ぴんぴんコロリを目指してほしいわ!

 

ミーティングの後、少し伯母にも会えた。

テレビの前のソファで、うとうとしていた。

 

そう!

伯母は根っからのお嬢さまなのだから、食べこぼしで汚れた服を着て、尿臭たちこめるゴミ屋敷の座布団の上じゃなくて、

キレイなお洋服着て、明るい窓辺の白いソファで、うとうとしててほしい。笑い泣き

スタッフさんに起こされて、私を見つけて…誰か分からないだろうけど… ぱぁっと明るい笑顔になって、支えも無しに歩いてきてくれた。

手を握ったら力強く握り返してくれて、安心しました。

これなら、妹さんたちが面会に来ても大丈夫かな。

 

次はいつ会えるかわからないけど…

伯父伯母のこの日常が、1日でも長く続いて欲しいです。