※今回も閲覧注意の内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、訪ねた時から少しコンコンと咳をしていた伯母が、大きくゴホン!と咳をした。

 

 

台所から居間にいる伯母に「伯母さん大丈夫?お水飲む?」と聞くと、伯母が台所を通って洗面所の方へ行った。

 

伯母さんトイレかな?と振り向くと…

 

伯母のおしりから太ももへ何かが付着してる。

 

え?何?

 

伯母さん?と声をかけて、伯母が振り向くと、前面に

 

 

 

 

吐しゃ物…

 

 

 

 

戻したんかい!!!

 

 

 

居間を見ると、伯母の座布団にヒタヒタの吐しゃ物溜まり。

 

また、伯母の手元を見ると、吐しゃ物でヒタヒタのパジャマのズボン。

 

 

ひやー!!滝汗

 

 

伯父は伯母がリバースしたことに気が付いていなかったが、ふとテレビからこちらを見て、わたしの視線の先を見たら大慌てで、座布団を持ち上げようとした。

 

余計なことをしないでぇーーーーっ!!!

 

ゲッソリ「おじさん、やめて!!私がやるから、触らないで!!!」

 

一旦、手を止めたが、触らずにいられるか!

 

おじいちゃんムカムカ「やい!やい!やい!やい…」と言いながら、座布団カバーを外そうとする。

 

こっちが やいやいじゃっ!!!

触るなー!!!

 

ゲッソリ「いいから!伯父さんは触らないでっ!!!伯母さん着替えさせたら、そっちをやるから!」

 

と言ってる途中で、座布団カバーを外してひっくり返した。

 

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き 

なーにしてくれんの?一体…

 

ゲッソリ「いいから、離れてて!!触らないで!ウィルス性の胃腸炎なら、伯父さんもうつっちゃう!!」

 

うつっちゃう!に反応してか、逆に事態をさらに最悪にしたことを認識したのか、伯父の手が止まったので、狭い居間の一番遠くへ伯父を追いやり、病気がうつるからここに居ろ。と言った。

 

急いで伯母さんの着替えを取って、伯母が昔、大量に買い込んでいたタオルの束から5枚くらい引っ張って水で濡らして電子レンジへ放り込んで、伯母の持ってる、デロデロのパジャマのズボンをゴミ袋で受け取った。

 

伯母は顔もカーディガンも手もズボンも靴下も…奇跡的にカーディガンの中のTシャツは無事だったが、それ以外、全部汚れてた。服を脱がすと、便も失禁していた。

 

はぁ。笑い泣き 地獄…。

 

 

リハパンを脱がせて、水で濡らしたティッシュで「伯母さん、ごめんね!冷たいよ。」とお尻を拭いた。

 

温めたタオルを出してきて、顔、手、太もも、膝、足首から足の裏まで一気に拭いて、リハパンを履かせてパジャマを着せた。

 

ホントに… 冬でなくてよかった!

 

リハパンの処理をして、ゴミ袋の口を結んでいるうちに、伯母はデロデロの座布団に座ろうとするので阻止したけど、どうしてもそこの位置に座ろうとする伯母を、伯父に「伯母さん捕まえてて」と預けると…

 

あろうことか伯父は文句を言いながら、伯母を叩こうとした。

「伯父さん!手を下ろしてください!!

叩いても、ここが片付くわけじゃありません。

伯父さんも、この先、こうしてしまうことがあるかもしれないし、伯父さんが食べさせた2週間も賞味期限が切れた食パンのせいで戻したのかもしれませんよ!」

と言うと、伯父は伯母から離れた。

 

デロデロ地獄は制圧できるけど…

もう気分が最悪だ!!(泣)

 

座布団も座布団カバーも、全部ゴミ袋に入れて、残ったタオルで床の吐しゃ物を集めてゴミ袋に入れ、キッチンペーパーやアルコールウェッティで拭いた。なんなら、アルコールウェッティの底に溜まってるアルコールをかけて、染み込ませた。

 

はぁ…。

 

もう昼ごはんどころではない。

 

 

一息ついて、ふと見ると伯母が座ってたあたりに 空っぽのピーナツ揚げの袋が…。

 

 

ピーナツのかけらが喉に詰まったんかい!!!ムキー

しかも、1袋まるまる食べてたんかい!!!チーン

 

伯母さん。

 

朝ごはん食べてないでしょ?これ…

 

ねえ。伯父さん。

 

食べさせてないでしょ?

 

帰り際、外出から戻った伯母の妹さんに事の顛末と、今日の夕方に風邪症状が無いか見てもらうようお願いをした。

 

 

今日、伯父の歯医者に付き添うために、私が来なかったら…

 

どうなってたんだろうか?

 

火曜日のヘルパーさんが来る時まで、どんな状態になってたのだろうか?

 

恐ろしい…

 

つか、あのピーナツ揚げ買ってきたの誰よっ!?ムキー

 

先週の月曜日は、伯母のゆるゆる便失禁で大惨事だったし、毎日、誰か訪問しないとダメじゃない?

 

もう、月曜日が怖いよ。

 

 

 

夕方、伯母が心配だったので、最後に伯父に電話をした。

 

ニコニコ「伯父さん!今日はお疲れさまでした。伯母さんの体調どうですか?」

 

おじいちゃん「こんにちは!ん?なに?奥さん?」

 

ニコニコ「今日の昼間、伯母さん吐いてしまったじゃないですか。今、また咳とか出てないかと思って。」

 

おじいちゃん 「ん?今日、そんなことあったようには、思ってないけども…。」

 

ニコニコ 「そっか、そっか…。伯母さんは、咳したりしてないんですね?」

 

おじいちゃん 「ああ。大丈夫だよ。咳してないよ。」

 

ニコニコ 「そうですか。伯父さんも朝晩寒いから、風邪ひかないでね。」

 

おじいちゃん 「ああ。わかったよ。どうもありがとう。」

 

 

 …伯父は5時間前のことも、覚えてませんでした。

 

翌日、ケアマネに報告して、午後から伯父宅を訪問するヘルパーさんと訪問看護師さんに健康観察を頼みました。

 

その後の連絡が無いということは、良い知らせと受け取ります。