後日、伯母の妹さん夫婦から私が見学に行った老人ホームを見学してみたいと電話がきました。

近所の高齢者施設は条件が合わなかったらしい。

 

もし、見学をして、「空きがあるので、おふたり揃って、どうぞいらっしゃってください。できるだけご要望に対応いたします。」と言って下さっている今、二の足を踏むのであれば、申し訳ないけど、ふたりで入居するのはあきらめて、伯父だけ入ってもらおうと思っていました。

田舎の母や妹たちが、体調を崩すほど心配しているので…

 

施設内の見学は妹さん1人だけしか許可が出なかったので、付き添いで来た旦那さんとふたりで老人ホームの周辺を散策した。

大きい街道から少し入った住宅街の真ん中で、散歩に良い緑道や、もうすこし秋が深まると紅葉がきれいなけやきの大木の並木、春は見ごたえのある桜並木などを案内しながらブラブラ歩いて、玄関前の椅子に座って話をしていた。

ここの施設長さん、とても親身で丁寧に案内してくださるので、1時間半ほどかかって妹さんが戻ってきた。

 

施設長さんに挨拶して、先月見学させていただいた時のお礼を言い、妹さん夫婦に歩いて5分の私の家に来てもらった。

郊外で売り出し当初は格安の大規模マンションなので、コンシェルジュがいるラウンジには無駄にソファーセットが4つある。

お客さんが来ても、自宅に入れなくても済むから助かる。ニヤニヤ 本当は、お茶とか出してくれると嬉しいけど…。

 

そこで、妹さんが聞いてきた話や印象を聞いた。良い印象を持ってくれたらしい。

老人ホームって、割と静かでまったりしたイメージだけど、あそこは活気があって、職員のみなさんはキビキビ動いて、空気は幼稚園みたいだし、入居者さんの顔もキラキラしてた。

少し長めに体験入居をして、問題がなければ、そのまま入居させたい。

お金に関しても、伯父伯母ふたりの預金から賄うことで、合意した。

 

やっぱり、妹さん夫婦にとって、伯父伯母は重荷だったのだと思う。

自分たちでなんとかできなくなったら、そのまま子供にかかってくるから…。

実際、イイと思える施設に入ることができるとなったら、もうお金がどうとか言っていられないようだった。

 

最大の問題は、伯父の説得…

 

妹さん夫婦から、伯父に老人ホームに入ってくれと言えないらしい。もう何十年もの付き合いだけど伯父は表面的な付き合いだけで、伯父のことはあまり良く分からないから、怒らせてしまうのが怖いらしい。

なので、正直に「私たちも高齢で、体調も不安があるので、これ以上支えることが難しい。ちぃさんの家の近くのホームに入って欲しい。」と言っていただければ、すでにそのように伯父と伯母に話をしている。と伝えた。

 

最初1ヶ月は大きいものをレンタルして、洗濯や掃除は有料のサービスを利用してみることになった。

他の必要なモノは私が調達する。

もうリストアップしてあります。

 

あとは、弁護士さんに報告して了解が得られれば、ケアマネや包括支援センターに連絡してアドバイスをもらい、書類を揃え、老人ホームと入居日を調整して、細かい金額を確認して、また、みんなに連絡する。

 

頑張ります。