伯母が熱中症で入院した日。

 

伯父も一緒に診察してもらったが、体調は全然問題が無かった。

そして、灼熱の自宅へ帰されてしまった。

 

伯父をひとりで家に置いておけないと思い、迎えに行くと言ったが、断られてしまった。

 

悩んだけど、疲れているし動揺しているのに、全然知らないところに行く方が不安だろう。

我が家から帰ろうと脱走して行方不明になっても困るなぁ。と思っていたら、翌日、妹さん夫婦が面会に行く時に連れて行ってもらえることになり、このまま様子を見ることにした。

 

入院の翌日、面会を終えて、夕方、伯母の妹さんが電話をくれた。

 

伯母が入院したのは、部屋の空きが無くて、高額な差額ベッド代が必要なトイレ付個室になったのだけど、入院当日は早速、点滴を引っこ抜いて、血だらけになっただけでは済まなかったよう…

 

皆が帰った後、部屋から脱走したぽい。滝汗

 

「脱走した」というのだから、部屋の外に出て廊下を歩くくらいではなく、きっと、他のフロアで迷子になったり、病院の外に出ようとしたり、戻されそうになると、家に帰ると騒いだりしたのだろう…。

 

さらに、そんなことが何回かあったのかもしれない。

 

夕方から帰宅願望が出るので、想像できる。

 

そのせいで、ドアに外からストッパーをされていたのだそうだ。

 

 

面会でみんなが部屋に入ると、伯母はベッドで寝ていて、室温は25℃に設定され、少し目を開けたけど、そのまま寝ているので、小1時間滞在して、伯父たちは帰ることにした。

 

ここなら安心して眠れるのだろう。と…

 

よかったよかった。と…

 

みんなで面会のバッジを返したり、なかなか来ないエレベーターを待って、帰ろうとすると

 

1階の会計待ちの椅子に

伯母が座っていた!

 

びっくりして伯父が隣に座って、部屋に戻るように話をしていたら、慌てて看護婦さんがやってきて (゚Д゚)ノ「見つかりましたー!みなさん、すいませーん!!」ってなって、伯母を連れて行ったらしい…。

 

 

面会者が帰る隙をついて、部屋から逃げだす!!

 

 

さすが、伯母さん!手強い!! ウインク

 

 

老人ホームに入る時の、懸念材料が増えました。ゲローゲローゲロー