どんな状況でも、立ち止まったり、めそめそできない性分です。笑い泣き

 

母が、伯父を引き取ることを投げ出し、他の妹たちはそもそも高齢だし、体調を崩しはじめた以上、わたしが伯父をなんとかしなくてはいけなくなった。

 

それまで、田舎の方のホームを調べていたが、都内のホームも探してみた。

 

即入居可能で、費用が予算の範囲内の介護施設…。

伯父伯母二人が介護度が上がっても入居しつづけられるところ…。

 

でも、手頃なところは空きがなく、待ちの人もいて、都内の空きがあるホームのほとんどが1人あたり300万円~1000万円以上の入居金と、月額最低20万円。

どれだけ貯蓄していて、子供が何人で支援したら、こんなところに入ることができるんだろう?

 

なんて絶望しながら検索していたら…

私の家から歩いて5分くらいの場所に、良さそうな介護付き有料老人ホームがあった。

伯父伯母二人、この予算、この入居条件なら入れるかもしれない。

すぐに翌日の見学の予約をした。

 

なぜなら、東京の気温は35℃を軽く超えてきた。夜も気温が下がらない。

そして、伯父の家には エアコンが無い!!!

 

もう…毎日、この猛暑の中、生きてるか心配で落ち着かない。

田舎に行かないのであれば、できることなら1日でも早く、どこかに入居させたい。

 

予約した時間にホームへ向かった。

 

 

あ、暑い…

 

 

もう冷房の中でごろごろしてるから、歩く筋肉が退化してるし~

 

 

やっぱり、マスクは体力を奪う~

 

 

インターホンを鳴らすと、職員さんが出てきて、熱を測られ、除菌スプレーを頭から満遍なく噴霧されてから、入り口近くの応接セットに案内されました。

 

初めての介護施設見学。滝汗

わからないことがいっぱい・・・

 

入居に必要な条件や入居までの手続き、入居時の費用の説明はもちろん、伯父の状態を相談し、もし夫婦で入居できる場合、伯母の状態も受け入れ可能か、また、日々困っている事への注意点やアドバイスもしていただきました。

 

介護している友人が居ないので、認知症あるあるを言って「あー。なるほど、そういうこともありますよ!」と理解してもらえるだけで、とても安心できる。

 

その後、居室も見学させていただきました。

 

元々、企業の研修施設なので、質素だけど清潔でホテルの部屋のようになっており、廊下は絨毯敷きでドアも厚みがあるから、廊下の音も部屋に聞こえなそうだし、窓から緑地が見える。

 

入浴設備を見せてもらった。

お風呂は、4つあって、リフト付きが1つあった。

全員、毎日入れるのだろうか?

伯父も伯母も、毎日入るとは思えないけど…

 

最後に食堂を見せてもらった。

丁度、おやつの時間で60人ほどが食堂に集まり、みなさんわいわい笑顔でおやつを召し上がってるところだった。

 

少し気になったところは、とにかく人数が多いこと!

レクやイベントが多く、にぎやかで幼稚園のような印象でした。

 

また、8割を占める女性は元気でおしゃれをして、楽しそうにしていましたが、男性はソファにぐでっと座ってテレビをみたり、うたた寝をしたり、または、車いすの方も多かったです。

 

伯父は、入居者で話し相手が見つかるかしら?

 

資料を2部いただいて帰ってきました。

ケアマネや弁護士と相談します。

 

伯父をここに入れよう。

少しホッとした。

 

その夜、よく眠れました。

 

 

・・・でも、そんな悠長なこと言ってる場合じゃなかった。