7月下旬に伯父宅へ訪問した時の事。

 

毎月のお薬をもらう通院に付き添った。

 

すったもんだしてやっと家を出て、歩いて15分。


伯父は「毎日1時間の散歩を欠かしません!」といっているけど、歩き始めて10分で伯母はすでに全体重を私に預けている。

 

伯父は前をスタスタ歩いて、病院に着くまで伯母の様子をうかがうように振り返らなかった。

 

包括支援センターの方に「時々、おふたりで散歩しているのを見かけるんですけど、とても危なかっしくて、何度か奥様が転倒してるのを助けました。」と言われた。

 

伯父はもう伯母のことを世話することなんて、頭の片隅にもないのかもしれない。そこにいるから、目に入ったその時の判断力で対処してるのかもしれない。

 

そう考えると、今までのちょいちょい伯母を蔑ろにする行動や伯母の世話をしないことが腑に落ちる。背中を向けて、視界に伯母が見えなくなったら、伯母が自分では身の回りのことができないことを忘れてしまうのかもしれない。なんなら伯母の存在を忘れてしまうのかもしれない。

今度、実験してみよう。


病院に着くと、疲れたのもあるが、今日の伯母は傾眠が酷い!
話をしていて次の瞬間、ふっと眠りに入る。そして、ふっと目を覚ます。ニコっと笑う。

ホントかわいい…ラブドキドキ

 

病院で血圧を測ったら、びっくりするほど低い。高いときは180とかあって、デイでお風呂に入れなこともあったのに、100/60だったから、そのせいと思ったら…後から調べると「傾眠は軽い意識障害」と書いてあって、病院で看護師さんに相談するんだった。と後悔した。

 

ただ、暑いからよく眠れなくてうつらうつらしてるのかと思ってた。妹さんに、ちょっと気になる。と、伝えておいてよかった。

 

病院の受付で、コロナの感染拡大している中、ふたりを連れてくるのには不安があるので、お薬を2か月分くらい出してもらえないか相談したけど玉砕しました。

新薬でもないのに「2か月分出せないけど、代理の人が取りに来てくれれば出すことができます。」って、2か月分出すのと代理に出すことに、なんの違いがあるんだよっ!と納得できないけど、仕方ない。

 

そして会計の時、受付の人に「もし、コロナの症状が出たら、受診時間を別に設けているので、先に電話をして、指定された時間帯に来てください。」と言われた。

 

そうか!そういうこと聞いとかなきゃいけなかった。

 

伯父と伯母を家に送り、手洗いとうがいをさせて、ポカリを飲ませたら、配食サービスのお弁当が届いた。ちゃんと玄関ホールまで入ってきて、伯母の姿も目視で確認してくれていた。

 

私は下の子がひとりで留守番してるから帰らなくちゃいけないけど、伯父に伯母の妹さんが来たら、領収証を渡して立て替えた病院代をもらうように言うと「え?今まで一度も、もらってないなぁ。」と… 

絶対に毎月もらっています!そんなの聞いたら、妹さんめちゃくちゃ怒るよ!

 

ホントに、次はいつ行けるかな…

今日は、私、腐敗臭をまとっているんだろうなぁ。