1月中旬の親族同士での事前打ち合わせの話の続き。

 

時間がないから、次の議題にすすんだ。

 

伯父が伯母の世話ができていない現状を踏まえ、

すでに介護認定を受けている伯母の支援を増やそうとするが、

なぜか妹夫婦は難色を示す。

世話はしたくない。お金は出したくない。は無理だし、
なんなら 管理しているいただいてる預金は、伯母のために

伯父が蓄えたお金なので、こういう事に使って下さい。と言ったら、
伯父の弁護士が「あまり使わないでください」と言ったからと…
 
でも、介護保険を使えばデイは1回数千円だし、食事付きだし

入浴もさせてくれるから、週1日から週3日に増やしませんか?

と提案すると、「着ていく服がないのよ!!」と
妹さんが発狂しはじめた。

まぁ、そりゃそうだ・・・
 

妹さんは裕福な家庭のお嬢様で、結婚後もその生活が

維持できている。

身に着けるものは、デパートで調達する。
金銭感覚は庶民の私と違う。

だから、弁護士もあまり使わないでください。って言ったのだろう。

伯母と妹さんは、隣に住んでいながら、その生活は天国と地獄。

結婚相手によって、こんなに生活に差が出るのね。


「じゃ、服は私が用意しますよ!

 だから、デイを3日に増やしてあげてください。」


伯父のことは「そちらでどうぞ。」っていう人たちに、

あたしってなんてお人よしなのーーー!!!ゲッソリと思いながら、
伯母さんの通所するのに服の準備がネックなら、
全然私が用意します!!と、後日購入してきました。

セーター4枚、
カーディガン2枚、
高齢者女性用ズボン3本、
アンダーシャツ4枚、
靴下4足、
パジャマ1組、
モコモコベスト2枚、
薄手のコート1枚。

全部で3万円弱!!!!! 

パシオス田原屋、本当にマジで偉い!!感謝しかない!!


洗濯が大変だ!ということで、今回の話し合いを持ったので、
家事援助のヘルパーを週に2回 1時間づつ入れようとしたら、
妹さん夫婦は「そんなに来てもらう必要ある?何をするの?」

と水を差す。

 

みんな絶句。


なので、包括支援センターの担当者とケアマネージャーに
「客観的に見て、これは、余分な支援ですか?」と尋ねたら、

二人揃って間髪入れず
「これで最低限の支援です!!足りないくらい!」

と言ってくれたので、黙ったけど…
 

また、高齢者配食サービスを入れようとしたら、今度は…

「食事は伯父さんが作ってくれてるから、いいんじゃないの?」と

言うので、話し合いの後日、伯父宅で冷蔵庫の中の惨状を

見てもらいました。

ほら、あなたのお家は、天国なんですよ。

今は、冬ですが…

夏になったら、どうなるでしょうか?


配食サービスを手配しますね。

伯母の分は、毎月そちらに請求します。
 

電気ガス水道などの光熱費や食費など

かかる全てずーっと伯父が支払っています。

本当は、それらも折半したいですが…。
 

結局…

●伯母のデイサービスを週1日から週3日に増やす。

●伯母の訪問看護は継続。

●伯父も介護度認定を受けて、認定がおりたら二人の

 介護保険を使って家事支援の計画を立てる。

●義妹さんは伯母の特養の申請を行う。

●伯母が特養に入居した時点で、伯父は北海道の

 ホームへ入居する予定。

 

そして、伯母がホームに入るまで、当面住むことになるゴミ屋敷の

片づけと、伯父の作品の処分は私がすることになった。


伯父と伯母は…
本当にひっそりと二人だけでこの都会で暮らしてきた。
きっと、もう10年前くらいから、助けが必要だったんだろうけど、
誰の助けも受けず、二人だけで頑張ってきたんだ。
 
と思ったら、出来るだけのことはしてあげようと思った。