前回、Lピカの記事に出てきた、ブレッドボード。
ブレッドボードとは、電子回路の試作・実験用の基板(土台)のことである。試作、実験、評価などに用いる。
ブレッドボードの中でも、特にはんだ付けが不要なタイプ(各種電子部品やジャンパ線を差し込むだけで電子回路を組むことの出来る、はんだ付けが不要な基板)を指す場合は、英語では「solderless breadboard ソルダーレス・ブレッドボード」と言うが、日本語で(アマチュアの電子工作愛好家が)「ブレッドボート」と言う時は、しばしばこのsolderless breadboadを指している。
ブレッドボードは、面倒なはんだ付けが不要、ということが、大きなメリットである。 (数年前までは)はんだに鉛が含まれていたので、ソルダーレスであるということは重金属問題を回避できるということも意味したので、それもメリットのひとつに挙げられた。
穴に差し込むタイプ
ブレッドボードの図。図のものは大きく4つの区画に分かれているタイプ。赤線と青線は一対のバス。この図のものは、計4組のバスがある。各穴には1,2,3...と番号が振ってあり、またA,B,C,D,Eとアルファベットが振ってあり、数字とアルファベットで穴を特定できるようになっているので、理解したり他者に説明することが容易である。「1」の行のA,B,C,D,Eの穴は互いに(裏側で)導通している、が「2」の行とはつながっていない。例えば1-Aの穴と1-Bの穴に差し込んだものは互いにはんだづけしたような状態になり電流が流れる。が、「1-A」は(そのままならば)隣の行の「2-A」「2-B」...とは絶縁している、という関係になっている。
ソルダーレスタイプのブレッドボードは、回路の変更が瞬時に自在にできる。素子を抜いたり差すだけで交換することができる。また、ジャンパーワイヤーの抜き差しで回路変更も自在である。回路の試作・実験用、また電子回路に関する学習・教育用として広く用いられている。
穴の間隔が、(基本的に)汎用のIC(集積回路)の足の間隔と一致しており、ICもそのまま差しこむことができる。
複数のブレッドボードを並べて互いに接続して用いることもできるので、大規模な回路も組むことができる。
wikipediaより。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレッドボード
まあ、はんだずけいらずってこと。
内部はこのようにつながっています。
ブレッドボードとはソケット(穴)に部品を差し込むだけで電子回路の試作・実験ができるたいへん便利なものです。 写真を見ただけでは使い方が解りづらいかもしれませんが、各ソケットは図の薄いオレンジ色の帯びで記してあるように内部でつながっています。 これを頭に入れて回路を組みます。
でわでわ~~
ちなみに↑の回路は、電池ボックス・赤色LED・抵抗330Ω・ジャンパワイヤ・ブレッドボードで作った回路です。
ぜひ試してみてください!