自分を知っていくこと。
どんな性格なのか
何が好きで、何をしていると気分が良くて
何をされると嫌なのか
・・・・
そういうのって、めちゃくちゃ大事。
でもそこで終わったらもったいなくて。
その先に大事なのは
「いまの」自分に必要なものがわかること。
そして、いまの自分に相応しいものを選択できること
過去に必要だったものが必ずしも今の自分に
必要/相応しいかどうかは別問題です。
昔は重宝した
思い出が詰まっている
そういうものって誰でもあるし、
無理に手放す必要は無いのだけれど、
「思い出として持っているのだ」
と自覚はしておいたほうが良い。
整理する心構えも。
仕事のことは詳しく書けませんが、
これに近いような事情を目にしました。
子ども+夫婦で4人家族で住んでいた一軒家が
子どもが独立して夫婦だけになった。
夫も亡くなり、一人で広い一軒家に住み続けている。
この手の相談はよく耳にします。
一人暮らしで一軒家が不相応だというつもりはなくて、
けれど高齢で、家のメンテナンスや生活スペースのことを考えると
一軒家でなくて良いかもしれない。
一軒家でも、4人で住む広さでなくても良いかも。。
こんな立派な応接室だって、
レンタルできるのですよ。。。
家族の思い出が詰まった家です。
手放すのは惜しい気もするでしょう。
けれど、思い出のために今の生活を犠牲にして
家の管理に時間とお金、体力を使うのか。
それとも思い出は持ったまま、
小さい家に越すなどして身軽に生きるのか。
高齢だから、
昔の人は物を持ちたい人が多いから。。。
そういうのもあるかも知れませんが
ものに縛られるのは、過去に縛られる生き方です。
年齢関係なく「今を生きる」ことはできます。
ものはずっとは持っていられません。
死んでも持っては行かれない。
「それ」があることが重しになっているのなら、
掴んでいるものを話したっていいじゃないか。
私自身は、死ぬ時にモノに囲まれて死ぬのは嫌です。
まだまだそうなるつもりはありませんが、
どう死にたいか
どう老いたいのか
は、どう生きたいのかを左右しますね。
しゃんとして生きたい。