保育園からの帰り道
一度、少し遠回りする道で帰ったら
どんぐりがたくさん落ちてる農道に遭遇。
夢中で拾う
別の日も。
ほぼ毎日「どんぐり拾って帰ろう」
と言われ、ちょっと遠回りする帰り道。
少し前の私は
「もうすぐご飯だし」
「まだ夕飯の支度が終わってない…夫がそろそろ帰って来るかも」
と、早く家に帰ることを強要してたな。
長女のときも
次女のときも。
ちょっと振り返ると、
去年の今頃の息子は
まだ甘えが勝ってて帰り道も「抱っこ」だったし、
次女も一緒で子どもたちそれぞれのペースに
合わせてあげられなかったな。
仕事で疲れてて二人があーだこーだ言ってると
もう嫌だ!
って気になってたし。
子どもといる時間が幸せ。
二人でのんびり遠回りして歩く時間が幸せ。
子育て始めてもうすぐ10年目に入りますが、
ようやく楽しいなって思えるようになってきたこの頃。
私はずっと、子どもが苦手だった。
どう接して良いかわからないし、
私はもう子どもじゃない=いろんな可能性がなくなってきてる
という事実を突きつけられているようで。
けれど、
ゆっくり歩くのは楽しいし、
いつもと違う道を見つけ、冒険のように帰るのも悪くない。
私に必要だったのは、
苦労して何かを手に入れることじゃなく、
目の前にあるものに気づくこと、それを味わうことだったんだなとようやく気付けた。
自分で気づけるトキが来る。
いつからでも変われるし
いつでも遅くないんだなぁ。