今日は参加しているビジネスコミュニティで
おすすめの本・自身に影響を与えた本の話になりまして。。
多読とは言えませんが、
それなりに本を読んできている中で、
わたしが勧められる本ってなんだろうと考えました。
まずは、この本。
タイトルどおり、妊娠中に読んだ本。
長女の妊娠中にわからないことだらけで
いろいろ調べていくうちに出会った本です。
タイトルからすると
妊婦さん向けのハウツーや、
解説が入っているのかと思われますが、
全然ちがう。
「妊娠→出産」
という、女性にとって一大イベントを通して
自分とはなんなのか
自分にとっての快・不快はなんなのか
をすっごく考えさせられる。
結婚し、妊娠するまでのわたしは
とりあえずは仕事や好きなこと、がっつりやりたいなあ
いつかは子どもを生んでいるかな〜
妊娠・出産・子育ては
いつか来る、でも遠い先のイベント
くらいに思っていて。
完全に他人事でした。
で、実際その立場になって
からだと心の急激な変化に耐えられずに
どこかに救いを求めようと
本を読み漁りました。
それこそ雑誌の
〇〇クラブ、みたいなやつとかも・・・・![]()
けれど、
本に載っている・ネットで調べて出てくる
〇〇が良い!
みたいな情報って、それが必ずしもわたしに
当てはまるかはわからない。
それよりも
自分の体の反応や
こころの変化
(心地よく感じる、とか嫌な感じがする、とか)
そういうものに敏感になりなさい。
自分のからだの反応を信じなさい
そのために、知識を使いなさい
というメッセージを感じます。
妊娠中に起こるからだの変化や
つわりのこと、
体重の増加のこと・・・・
この時期にはだいたいこうなる
という「変化」については書かれていますが、
それに対処する方法は、
食事だったり
アロマだったり
漢方だったり
鍼だったり
・・・・
〇〇にはこれ!と断定せず
いろいろな選択肢を示してくれています。
それは、その人の体の特性や状態によって
選ぶと良いものが違うから。
妊娠前の体重が45キロの人の体重管理と
60キロの人の増加の目安は当然違うはず。
もっと言うと、〇〇キロだから良い/悪いと
数値だけでは測れないものも絶対にあるから。
お医者さんや他人任せにしないで
自分の体のことは自分で選ぶ
そういう覚悟を
わたしにくれた1冊です。
タイトルがあれなので
妊婦さんや妊娠を考えている人しか
手に取らないかもしれません。
が、
そこだけにとどめておくのはもったいない、
自分のからだを見つめ直し
自分で判断することを教えてくれるおすすめの1冊です。
