今日で仕事納めでした。
おつかれー、わたし!
25日が金曜日だったせいか、
その時から年末感が出ていましたけどね
日々、
通勤で通る道は子どもたちの通学路にもなっていて、
十字路のところで見守りをしているおばさま(おばあちゃん?)
と挨拶を交わして仕事へ行くのが日課になっています。
小学生たちは冬休みなので
今朝はその方はいなかったのですが、
帰宅時に偶然家の前で会って、挨拶をしたんです。
「仕事、今日までなの?」
「そうなんですー」
「お疲れ様やねえ。いつも頑張ってるねえ
偉いねえ若い人は」
みたいな流れで、少しの会話でしたが
すっごく労ってくれたんですよね。
それがお世辞や世間話って体じゃなく、
本当に「お疲れ様」って思ってくれてる感じが伝わってきて
尚嬉しかったです。
短いやりとりでしたが、
ほわ〜っと心が温まりました。
私にしてみたら
そのおばさまの方がよっぽどすごい。
毎朝毎朝、
子どもたちの通学路に立って見守り・声掛けをしている。
時間にして30分ほどだと思いますが、
今の季節、寒い中ですし、
学期中は見かけない日はありません。
同じことをやるように言われたら、
私は続かないと思う。
ですがきっと、その方は
嫌々ではなく、楽しんでやっているのだろうと思います。
今の世の中って、仕事に対して
お金を稼ぐことが偉いこと
お金を稼ぐもの・職業が仕事
っていう価値観が広く認識されているように思いますが、
本来の仕事って、収入がどうとか関係ないと思う。
長谷川章子さんの話の中でわたしがとても好きなのは、
「仕事は、ひっくり返すと事に仕えると書きます。
事(こと)は、神事(かみごと)のこと。
何をするか、ではなくどう取り組むか・まわりにどんなものを提供するかです」
という話。
収入になるとかならないじゃなく、
自分が苦労なくできること
それによって相手が喜ぶこと
そういう仕事は、”かみごと”だと思うんです。
通勤時に急いでいても
家族と言い争って出てきたときも
おばさまと挨拶を交わすといい気分になります。
「おはようございます」で自然と口角が上がります。
何をするかより、どんな気持ちで臨むのか。
やっぱり”あり方”なんですよね。
仕事納めの日に
仕事についての原点・基本に立ち返らせてもらいました。
2021年も、心を届ける仕事をしたいと思います。