11月に入りましたね。
洗濯物の乾き方と、
乾いた洗濯物からの香り(匂い!?)が、冬のそれになってきています。
特に10月後半は予定が詰まっていて
わ!もう11月
という感が否めません。
完全に言い訳ですが、ブログも書きたいことが
たまる・・・
前置きはこのくらいで。。
先日行った加賀旅の続きです。
前回のブログ→
https://ameblo.jp/raspberrymarnier/entry-12634655186.html
加賀では保育園の体験をしたのですが、
2日間を通しての子どもとの関わりに関して、
ずっと付き添ってくれた方から
指摘を頂いたんです。
それは、
こどもに対して
「すごいねー」を多用しているということ。
「〇〇ちゃんは、すごいねーって言われるのも嬉しいんだけど、
それだけじゃ満たされんもんがあるけん。
能力も高いし要領もいい分、承認欲求が強いけん。誰よりもお母さんに
認めてもらいたいって思っとるっちゃよ」
「どうすごいと思ったのかをもっと表現してあげるといいと思うよ」
ざっくりニュアンスは、こんな感じで。
それを聞いた時、
涙が止まらなくなってしまって・・・・
なぜか?
それは
わたしも小さい時、
「すごいね」と言われることが嫌だったから。
幼少期の私は、勉強も運動もそこそこできて、
いわゆる”できる子””いい子”だったんです。
友人や親から「すごい」と言われると、
なんだか一言で片付けられたような、
自分とは違うと距離を置かれたような
なんとも言えない寂しい気持ちになったんです。
だから、素直に喜べなかった。
あ、今はありがたく受け取ってますよ。
自分では意識して、
いいところを認めてあげよう、共感したいなって思ってたはずなのに
出てきた言葉が「すごい」になってる自分に、
幼少期の自分の記憶とシンクロして、
スコーンと脳天を撃ち抜かれた感じ。
痛かったです。正直。。
でも、ありがたいです。
自分では気付けなかったから。
自分が親になり両親と同じ立場になって、
ようやく親の愛情に気付け、幼い自分が癒やされた気がします。
子どもを大事に思う気持ちはどんな親だって同じでしょう。
ですが幼い頃の私のように、素直に受け取れない子もいます。
ほしい言葉がもらえなかったと傷つく子もいます。
自分ができる範囲で、
精一杯の言葉と行動で
こどもに「みてるからね」「大丈夫だよ」
と伝えていってはどうでしょう。
うまく伝わらないかもしれないけれど、
”伝えられなかった””もう少しできることがあったかも”
そんな後悔はしたくないですよね。
私は後悔したくないから、これから
精一杯の言動で、伝えていくつもりです。
こどもを預け、保育してくれるだけでなく
親子の関わり方、親の学びのアドバイスも頂ける場所。
加賀の杜は親になった私にとっても
学びの多い、実りある滞在でした。