”モノ”の価値って、
役に立つか
ためになりそうか
で決まるんじゃないよ。
まして
お値打ちかどうか
でもないし、
価格の高いものが、あなたにとっていいモノとは限らない。
味わいたい感情を味わえるもの
が、価値があるんです。
(※あなたにとって、価値があるということ)
最近、どーしても漫画が読みたくなり、
ここ3週間くらいで10,000円分くらいの漫画を購入して読みました。
(電子書籍で10000円分くらいです)
10,000円分の漫画が高いと感じるか安いと感じるかは
人それぞれだと思いますが、
私にとっては相当なバンジーでした。
私が初めて漫画を購入したのは、確か大学生のときだったと思います。
それまでは友人に借りたり、
図書館や喫茶店のを読んだりすることはあっても、
買ったことはなかったんです。
買うことができなかった。
母親に
「漫画なんて・・・・」と言われて育ってきたから。
小さいときから本を読むのは好きで、母も喜んでお金を出してくれたのですが、
漫画はノー。
すぐに読み終わるし、役に立ったり為になるものじゃないから
という理由でした。
娯楽にお金を出すのは、、、、って考えの人だったんです。
私もしばらく、その価値観を引きずって
なかなか漫画を買うことができなかったんです。
最近まで、
気に入ったシリーズを少しだけ
とか、
レンタルで済ます
とかとか。。。
でも、読みたい!と思ったものをすぐ手に取りたかったんです。
次どうなるんだろう?っていうワクワクや
主人公とヒロインのキュンっていう感情
この展開、しびれる~って気持ち
そういうのを、味わいたかったんです。
つまり、10,000円とワクワク(感情)を交換したんです。
いまの私にとって漫画は、それが味わえるので最高に価値が高かったんです。
この漫画がすぐに何かの役に立つか?
わかりません。役には立たないかもしれません。
何か身に着いたか?
いいえ。
でも、ワクワクする感情や
夢中で読んでいる幸せな時間が買えたんです。
お金って、それを使って感情を味わうためにあるんだなと再確認しましたよ。