生きてくことは決断の連続だなあ、と思います。
自己啓発のセミナーに行ったり、その手の本を読んだりすると結構な確率で出会う言葉に「決める」「決めること」があります。
確かにそう、そうなんです。これは本当にそうだなあと思うのですが、
言葉だけ聞くと耳障りが良いと言うかさらっとしているというか、
「自分ごと」に出来ない人が多いんじゃないかなと思ったのです。
(昔の自分もそうだったから)
決めるって言うと
年収〇〇万円になりたい!
とか、
ダイエットしてあの服を着れるようになる
みたいな壮大な!?ことをイメージしがちですが、
実際は日常の些細なことも決断の積み重ねだったりします。
今日は寒くて日中も活動的に動く気になれず、お昼寝したりぼーっとテレビみたり、赤ちゃんの頭をなでなでしたりと終始たらたら過ごしていました。
ブログも書こうかな~後にしようかな~、なに書こうかな~みたいな感じ(結局書かず)。
で、時間が来るわけです。夕飯の時間が。
次女の保育園のお迎えがあるので、いつもは献立を決めて余裕があれば下ごしらえしてお迎えに行き、帰ってきてから支度をするという日課なのですが、今日はメモするためのノートに向かいながら
さむいよー
やるきでないよー
めんどいよー
ラクしたい・・・・
という言葉の羅列。
冷蔵庫にあるもの、作れそうな献立を書いてみてもどれもピンと来ず。
細切り肉があるから青椒肉絲にするか、でも微妙にご飯が足りないかも。
蕎麦がたくさんあったよね?でも子どもはたぶん食べないだろうなー
寒いから鍋か?でも気分じゃないしご飯が無いんだって。。。
スーパーで惣菜買っちゃう?今日は車で保育園お迎えだし子連れのスーパーは余計疲れるわ・・・・
みたいなやり取りを延々繰り返し(20分くらい!?)、
お迎え時間も迫るので、決めました。
お迎えの途中感じたこと。それは、
献立を決めるまであんなに悶々としてやる気でなかったのに、決めた途端にスイッチが入るんですよ。気分晴れやか~なんです。
それまでは冷蔵庫に〇〇があるから~、とか、あれしてこれして・・・・
っていろいろ思考を巡らせていたのに、道筋が出来るわけです。
野菜切って炒めてお湯沸かして・・・・みたいなことです。道って言うほどのことではないですが(笑)
決めるから、取りかかれるんです。
料理は献立を決めるから作れるように。
決めないとあーでもないこーでもないと無駄なことをたくさんしちゃう。で、疲れて消耗する。
決めることを渋っていると、いつまでたっても欲しいもの(夕食)にはたどり着けません。
というか、献立を決めるより大変なことってたくさんあると思いますが、献立も決められないのにそれより大事なことを、、、決められないよねぇ。。。
料理だって人生だって、日々「決断して」生きているんだなあと妙に腹落ちした夕方でした。
さて、寝かしつけで寝落ちしちゃったのでこれからお風呂に入ると決めて、お風呂に入ることにしまーす。