今日は、保育園のお誕生日会でした。

子どもが通っている園では誕生月の園児の保護者を招待して誕生日会が行われます。長女が今月誕生日を迎えるので、参加してきました。

幼稚園で言うところの年少クラスなのですが、まあ、園児のパワーは凄いですね。特に男の子。じっと座っていられないわ、隣の子にちょっかいを出して喧嘩を始めるわ、大声で叫ぶわ・・・しかもこれ、先生が話している最中です。先生は声を張り上げていますが、まったく聞こえません。

それに比べると女の子は、割とどの子も座って落ち着いて話を聞いています。このくらいの年齢から、男女の差がはっきりと出てくるもんなんですね~。昨年参加したときには感じなかった違いです。

でも、その後の給食では隣に座った男女でにこにこじゃれあっていて、やっぱりまだ男の”子”なんだな~と少しほっこりしました。

 

 

 

☆型が無さそうに思えるものこそ

先日美容院へ行った時に美容師さんと話が盛り上がり、気づいたことがあります。それは、自由にやっている(とおもう)人ほど、型をしっかり身につけているんだな~ということです。

彼(美容師)がイギリスに居たことがある、という話になって、「私もですよ~!どこに居たのですか??」と盛り上がりました。

ロンドンで美容の学校へ1年ほど通っていたのだそう。日本で美容学校を卒業し、何年か日本のサロンで働いた後、技術を習得するために渡英したと話してくれました。

聞くと、イギリスはカットの技術の発祥の地で、その技術が派生して世界で流派?を作っているようです。

 

専門学校卒業後は働きながら先輩から技術を教わり、それを身に着けて自分のものにしていく。先輩も自身の先輩から教わり、その先輩もまた別の先輩から・・・という様な流れが一般的なんだそうです。けれど先輩の技術の元はどこから来たのか・・・?というのは誰もわからない、元々はイギリスの技術が入ってきたのだろうけれど、今はまったく別物になってしまっている(型がなくなっている)・・・・果たしてこれを自分も習得して、後輩に教えるのか??ならいっそ、元になっている型を習得しようと考えたそうです。

 

彼のカットは、最初のカウンセリングがすごく丁寧です。このくらい切って、最終的にはどのくらい長さが保てるのか、印象はどう変わるのかなどの完成図をお客さんにうまく伝えてくれます。

また、前回と同じくらい、みたいな注文もイメージを言語化してこちらに伝えてくれ、ばっちり再現してくれます。

 

私のイメージでは、上で書いたような先輩から後輩へ・・・職人さんであり、技術<その人の感性 なのかなと思っていました。

けれど基本の型ができて、初めてその上に個性やセンスがのっかる

 

という原則は一見自由にやっていそうにみえる美容業界も変わらなかったのです。というか、型がないと仮に一度お客さんの満足行く仕上がりでも、再現性はありませんよね。

 

 

何かを始める・習得するとき、型を身につけるのがいかに大事か・・・

子どもの躾も、ある意味「型」ですよね。けれど、挨拶や靴を揃えるという”型”が出来なくては将来どこへ行っても相手にされません。

子どもの”型”の習得もしっかりやろうと、園での給食で子どもたちの箸の使い方をみながら考えました。

(箸の使い方を私に躾けてくれた祖父母には本当に感謝します。。。)

 

 

あなたは、そしてお子さんは”型”、しっかり身についていますか?